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プレミアゲームソフト紹介13

ダブルドラゴン

概要

前年に稼動されたアーケード版『熱血硬派くにおくん』の流れを受け継ぎつつ、ベルトスクロールアクションというジャンルを確立したゲーム。

『熱血硬派くにおくん』を手掛けた岸本良久氏が本作のディレクターを務めていることから、上記の後継作として作られた側面が垣間見られる。
ちなみに題名は『双截龍』と書いて『ダブルドラゴン』と読む。

特徴

いわゆるベルトスクロールアクション。奥行きのある横スクロールのゲームである。しかも2人同時プレイが可能。


全4面だが、ステージ3は前半の森林地帯と後半の敵のアジトの入り口に分かれているので実質的には全5面。本作はステージ1からステージ3までステージが途切れることなく繋がっている。


8方向レバー+3ボタン(パンチ、ジャンプ、キック)でプレイヤーキャラクターであるリー兄弟を操作する。
パンチもしくはキックで通常攻撃。
パンチ2発を相手に当てると、相手がかがんで隙ができ、様々な追い打ちをかけることが可能。
キックだと1発で相手がかがみ、同様に追い打ち可能。但しキックは避けられてしまうことがある。
ジャンプは障害物や穴を飛び越えるのに使用。また、ジャンプ中にパンチもしくはキックボタンを押すと飛び蹴りを出せる。


但し本作の飛び蹴りは、後のベルトアクション等で一般的となった操作(自分の向いている側に蹴りが出る)とは違い、ボタンにより向きが固定される(パンチボタンだと左に、キックボタンだと右に蹴りが出る)。
その他、ボタンとレバーの組み合わせにより、肘打ち(背後攻撃)やソバット等の技で攻撃できる。


道中では金属バットやナイフ、ムチ等といった武器が入手でき、それらを手にして攻撃することも出来る。
また落ちているドラム缶や岩は、持ち上げて投げつけたり、蹴り飛ばして転がしたりできる。
敵にも武器を使ってくる者がいる。ダウンさせると落とすので奪い取れ。

評価点

殴る蹴るの爽快感
本作は「暴力表現」にかなり力を入れてあり、豊富な攻撃方法で相手を叩きのめすことが出来る。
「髪を掴んで膝蹴り」と「背負い投げでぶん投げる」という追い打ち攻撃が可能。どう敵をひるませて、その敵にどう追い打ちを加えるかが、本作を楽しむポイント。


武器もまた「金属バットをフルスイング」「投げられたナイフを叩き落して投げ返す」「火のついたダイナマイトを投げ返す」などなど…。
ステージによっては地形もまた武器となる。ベルトコンベアに巻き込んだり剣山に突き落としたり…。
優れたBGMが多い。
特にタイトル画面の曲は、後の『ダウンタウン熱血物語』でダブルドラゴン兄弟(りゅういち・りゅうじ)とのバトルのシーンでも使われている他、数多くのシリーズ作品にも使用される名曲である。
ステージ1のBGMも良曲で、後の『熱血硬派くにおくんSP 乱闘協奏曲』(3DS)でも使用されている。
爽快感あるSE。
敵に打撃を与えた時の「バギィッ!」という音、バットのスイング音なども妙に生々しい。

買取参考価格

¥6316

引用元
「ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~」

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