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つくりもの

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ルールを決めてイラストを描く事で、情報とか言語、科学の原理などを表現しようと試みるシリーズです
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#視覚言語

順番を表現するデザイン

矢印や数字を使わずにイラストの図形表現のみで時間や順番を表したいと考えて、図形の相似とフラクタルの繰り返し表現によってそれを検討した。 始めに起点となる緑の三角形を描き、その周りを起点となる緑の三角形と相似の三角形で囲む。起点の緑の三角形に、その辺を一辺とするような別の三角形を書き足し、同時に周囲を囲む相似の三角形の辺にも、緑の三角形に書き足したのと同様に三角形を書き足す。新たに書き足された三角形の中に、改めて起点となる緑の三角形を描き、同様にその辺を一辺とする三角形を描き

つくりもの

三角形は手が2つ、丸は3つ、正方形は1つ、長方形は4つ。それぞれのモチーフにつき、形とドットの数で生やせる手の数を定義。このルールに従って連鎖的に図形を繋げていき、全体像を形成。具象的な表現ではなく、抽象的なルールに基づいた結果としてイラストを機能させることで、モチーフと手の数のルールという情報を伝える事を目指しました。

Slight/ 集積が生むデザイン

Slight(スライト)は、1つのイラストの中に細かいモチーフやパターンをできるだけ盛り込むことを目的にした表現です。1つのイラストの中に赤青緑の3色で表現出来る情報を細かく盛り込んで、ハードディスクのように密度を高めることで、そこに新たな意味が生まれるのではないかと試みたものです。 Gyazai Gyozo

色対応

赤青黄の三原色と、その中間色(緑紫橙)をうまく配置することによって、新たな立体的表現が生まれないかと検討したもの。