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つくりもの

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ルールを決めてイラストを描く事で、情報とか言語、科学の原理などを表現しようと試みるシリーズです
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GWAT

むかし、結構何にも無感動な時期があって、その時に電車の窓からマンションの植え込みに生えた木を見てインパクトを受けたことがあって、Gwat(グワット)は、その時に、イラストを抽象的なインパクトを与えるオブジェのようなものとして扱えないかと思って試みた表現です。三角形のモチーフをベースに下から膨張するような立体物を描いて、イラストなんだけどオブジェを鑑賞した時のようなインパクトを与えられないかなと思って書きました。

地と図のメートゥヒェン

地と図の様々なパターンを組み合わせて、イラストにしました。ハートって手に持てないものだから、そこがイラスト表現かなと・白地で編む帽子 ・髪が作る顔の輪郭 ・胸元に浮かぶハート ・黒い服が囲む白い手 ・地と図で作る白い花 ・花畑を背景にする足 Gyazai Gyozo

Flower Color Theorem

別名3色定理。赤青黄3つの色が隣り合わないようになっている花の塗り絵。3色の配置を変えることで全24パターン作れる Gyazai Gyozo

順番を表現するデザイン

矢印や数字を使わずにイラストの図形表現のみで時間や順番を表したいと考えて、図形の相似とフラクタルの繰り返し表現によってそれを検討した。 始めに起点となる緑の三角形を描き、その周りを起点となる緑の三角形と相似の三角形で囲む。起点の緑の三角形に、その辺を一辺とするような別の三角形を書き足し、同時に周囲を囲む相似の三角形の辺にも、緑の三角形に書き足したのと同様に三角形を書き足す。新たに書き足された三角形の中に、改めて起点となる緑の三角形を描き、同様にその辺を一辺とする三角形を描き

つくりもの

三角形は手が2つ、丸は3つ、正方形は1つ、長方形は4つ。それぞれのモチーフにつき、形とドットの数で生やせる手の数を定義。このルールに従って連鎖的に図形を繋げていき、全体像を形成。具象的な表現ではなく、抽象的なルールに基づいた結果としてイラストを機能させることで、モチーフと手の数のルールという情報を伝える事を目指しました。

Slight/ 集積が生むデザイン

Slight(スライト)は、1つのイラストの中に細かいモチーフやパターンをできるだけ盛り込むことを目的にした表現です。1つのイラストの中に赤青緑の3色で表現出来る情報を細かく盛り込んで、ハードディスクのように密度を高めることで、そこに新たな意味が生まれるのではないかと試みたものです。 Gyazai Gyozo

色対応

赤青黄の三原色と、その中間色(緑紫橙)をうまく配置することによって、新たな立体的表現が生まれないかと検討したもの。