見出し画像

”私の”マイチャレ

こんにちは。
「トガプロっぽい人No1」の称号をもらいました、トガプロのみずほです。

前回は「すごく柔らかい雰囲気なのにめちゃハイスペックで、一方で料理は苦手っていう3拍子揃った全力ギャップ人間」な、けいちゃんが担当でしたね。
「つくってみる」をやりたくてトガプロを選んだとのことでしたが、確かにトガプロって大小関わらず色々作ってきたなぁって感じがします。
工作ちっくなことする機会も結構あるよね(笑)

画像4

(インパクト大な暖簾に注目してください。買うと高いから、布を買って切って縫って、習字が得意なはるちゃんが文字を書いてくれました。#特技が活きるトガプロ)

このnote企画もはやくも折り返し地点に近づいてきましたね。
1年間一緒に活動してきたのに知らなかった同期の想いに触れることができて、各々のことばの雰囲気を味わうことができて、みんなのnote読むのがとっても好きです。
かといって自分が書くって結構難しいですよね、がんばります。


トガプロに入った理由

きっかけは、大学2年の夏休みに遡ります。
たまたま1週間ほど青森県の藤沢地区というところに滞在し、「地域づくりインターンシップ」という形で地域の課題解決策を提案するプログラムに参加しました。
神奈川で生まれ神奈川で育ってきた私は、地域のおじちゃんおばちゃんが毎日公民館に集まっておしゃべりしている様子(そばを通ると必ず呼び止めて話に入れてくれる。あったかい、、)や、何気なく目の端を横切った初めての流れ星などのすべてにすっかり夢中になってしまいました。

神奈川に帰ってきてからもその特別な1週間を繰り返し思い返しているうちに、

もっと長い期間をかけて地域に関わってみたいな
あのとき、もっとできることあったんじゃないかな

次第にこんな思いを抱えるようになりました。
そんな私が3つのプロジェクトの中で「2年間利賀村という地域に通い続け」「フィールドしか決まっていない中で幅広く活動できる」トガプロを選んだのは、とっても自然な流れだったんです。


入ってみて

トガプロの活動ってよく「利賀村の魅力発信」みたいに言い表されたりします。
で、魅力って聞いたら地域の名産品とか伝統工芸品とかを思い浮かべたりしませんか?
私も最初はそう思ってたんです。
清流そうめんとか行者ニンニクとか言葉を失うような美しい景色とか、そういう素敵なものたちを都会の人とかに伝えていけたらいいなぁって。

画像5

(もちろん食べ物もとってもおいしい。夏に食べた、鬼のように甘かったミニトマトが忘れられん。)


でも1年活動するうちに、これって間違ってはいないけど圧倒的に足りないよなあって思うようになりました。
魅力の中に、とっても大きい要素を抜かしてたんですね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
多くの人が限界集落に抱くイメージは、恐らく似たようなものだと思います。
人が少ない、活気がない、疲れている…
私たちも、初めて利賀村を訪れるまでは正直同じようなことを思っていました。

しかし、実際訪れてみて感じたことがあります。人口は確かに少ない。
でも、1人1人の”存在感”が大きい。
利賀村に対して熱い思いを秘めている方、
経営している民宿の情報をフェイスブックで元気に発信している方、
村の伝統の祭りの獅子舞に入って力いっぱい舞う方。

利賀村には、見渡す限り緑一面の豊かな自然がある。
澄んだ美味しい空気がある。
清々しい朝がある。
手を伸ばせばつかめそうな満天の星空がある。
綺麗な水と太陽の光をたっぷり受けて育った
つやつやな野菜がある。

もう1つ忘れちゃいけない、利賀村の大きな大きな魅力。それが、”人”です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「とがのおと」の最初の1ページより一部抜粋してきました。

利賀村を元気にしたいと頑張っていて、限界集落と呼ばれてもそこに住むことを心に決めて日々を送っていて、村を訪れた私たちをいつも変わらない笑顔で迎えてくださって、、そんな強くあたたかい村の方々こそが、村のかけがえのない魅力だってことに気が付きました。

画像2

(村の資源の星空や農産物ももちろん素敵だけど、「人」って唯一無二ですからね。)

これが、1年間活動してきて生まれた、考え方の大きな変化です。


それから、以前はるながこのnote企画にて

「・村に住み続ける理由は言葉にできない愛着だし
・村を何度も訪れるのも言葉にできない愛着だな
ということです。」

こんなことを書いてくれました。
私たちも愛着という大きな大きな衝動に突き動かされて利賀村に通っています。
ではこの愛着ってもうちょっと詳しくすると、いったい何者なんだろうって考えると、これも「村の人々」が関わっているんだと思います。
とある土地への愛着って、その地域と自分の中の大切な思い出が結びついたときに生まれるような気がしていて。その大切な思い出ってだいたい自分以外の誰かが関わっているものじゃないかなって。

今年のトガプロの目標の1つに、関係人口を増やすために、
「利賀に興味を持ってくれた人に、利賀に愛着を持ってもらう」っていうのがあります。
1人でも多くの人が利賀村で暮らす人と思い出を作り愛着を形成してもらうためにも、利賀に興味を持った“関係人口のたまご“の方々と村の方をどう結び付けるのか。トガプロとして、頭を働かせ続けたいと思います。


裏テーマ“私のマイチャレ”

「私の」と「マイ」が重なっててなんだか「頭痛が痛い」みたいで恥ずかしいですね。
トガプロには、プロジェクト全体としての目標以外に自分で挑戦したいことを目標に設定して取り組む「マイチャレ」という制度があります。
みんなのやりたいこと、自分のやりたいこと、両方をかなえるためのシステムです。


私は昨年マイチャレとして、これに挑戦してきました。

おろろ

(ででーん。インパクト強すぎ、かわいい。)

アブをモチーフにした利賀村のゆるキャラ「オロロくん」です。
この黄色くて愛くるしいモンスターを人気にして日本1にすべく、毎日ツイートしたりフェルトでお人形作ったり(笑)
これら一連の活動にマイチャレとして挑戦してきました。

今年でゆるキャラグランプリの開催は最後になります。
有終の美を飾るべく1位を目指すことはもちろん、順位を伸ばすことに必死になっていた去年とはまた違ったオロロくんとの接し方を模索したいと思います。

次回は、のもと。
いつも会議のときはベッドに寝転がりながら参加してるしアイスを1日に5本も6本も食べちゃうけど、いざという時の力がすごい。
文章力の塊で、「とがのおとも」彼が作ったページがとっても評判いいんです。
そんなのもとへの裏テーマは、「僕に自我が芽生えたとき」。
絶対おもろいはず、私が保証します。お楽しみに!

いただいたサポートは、トガプロの活動費にあてさせていただきます。