夏ギフト活動報告

夏ギフトのきっかけ

先日のnoteでもお伝えしましたが、2021年は春先から新型コロナウイルスの影響で利賀村に訪れることもできず、トガプロとしての活動が制限されていました。そうした状況の中でも、春は山菜ギフトを企画するなど、アイデアを絞り出しながら活動してきました。

春先の活動がひと段落ついて、山菜ギフトの活動の振り返りをしました。
その時に、今度は自分たちで商品の組み合わせや価格設定をし、何らかの付加価値をつけてギフトに挑戦したいという想いが生まれました。そして、トガプロの男子三人で夏ギフトに向けて動き出すことになりました。

画像1

夏ギフトのゴール

夏ギフトのゴールは、「利賀村の夏の食の恵みを味わってもらい、魅力を知ってもらう。魅力を知って終わるのではなく、利賀村との繋がりを生み出す」ことでした。

これまでトガプロは利賀村の魅力を伝えることで関係人口を増加させる取り組みを行っていました。しかし、利賀村の関係人口の一員である自分たちが活動する中で、村への「愛着」や「繋がり」を持つことができないと、関係人口になることが難しいのではないかということに気づきました。そこで夏ギフトを通じて魅力を伝えるだけでなく、その先にある繋がりを生み出すためのきっかけづくりができればと思い、上記のようなゴールを設定しました。

夏ギフトの内容

「おうちでプチ贅沢」、「おとなのおつまみ」のようなコンセプトを決め、岩魚の薫製・なんば味噌・利賀豆腐・レターセットを詰め込んだセットにし、販売しました。
コロナ禍で外に出られない中で、おうち時間を楽しんでもらおうと、日頃の食卓に付け加えやすいようなセットにしました。写真にもあるように、ビールと一緒になると最高ですよね!

画像2

また、夏ギフトにはレターセットを同封し、ギフトの購入者と利賀村の生産者がつながることができるようにしました!詳しくは、以前noteに書いた記事をご覧ください!

レターセットのデザインやその仕組みづくりにも挑戦することができ、トガプロらしい付加価値を生み出すことができたのではないかと思っています。

画像3

夏ギフトを終えて

夏ギフト後の振り返りでは、広報活動について主に改善点が挙げられました。
販売個数としてはまずまずでしたが、納得できる結果にはなりませんでした。

また今回のギフトは、トガプロとして商品の組み合わせや顧客のターゲティング・コンセプトの設定を行えたことは良い挑戦だったのですが、一方で、利賀村が企画した夏ギフトとの差別化が難しかったことや、広報での被りなどが生じてしまいました。

トガプロとして挑戦したいこと、利賀村の助っ人になることのバランスの難しさが課題として残る結果になりました。

現在は後輩が利賀村の冬ギフトに挑戦しています。
僕らの反省点を活かしてより良いギフトを作って欲しいですね。

いただいたサポートは、トガプロの活動費にあてさせていただきます。