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【ダリエンソカップ】なぜダリエンソなのか?

第二回トップコネクト杯
ダリエンソカップ!でタイトルにもなっている「ダリエンソ」

ダリエンソとは

Juan D'Arienzoと名前で
タンゴ音楽の演奏家であり作曲者であり
バンドマスター。

ミロンガ(ダンスパーティー)では
欠かせない音楽です。

タンゴの3種類の音楽
タンゴ、ワルツ、ミロンガ
どれにもとてもいい曲があり、
皆ダリエンソのタンダが始まると
フロアの周りがざわつき始め、その後

フロアがミロンゲーロ、ミロンゲーラで
埋め尽くされます。

ではなぜダリエンソになったのか?

なぜダリエンソなのか?


ダリエンソカップ誕生したきっかけは
4年前に ある講習会を受講中に、
タンゴを愛好者が楽しめるイベントは
何かないかなとぼんやりと考えてました。

その中で コンペティション それも
制限を設けて行うコンペティションが
面白いではないか?と
ハッと思いつきました。

これがきっかけです。
どこにアイデアが転がってるかはほんと分かりませんね

制限がクリエイティブにする。


さて、仕事や人生ではいつも
条件や制限が出てきます。

それは
締め切り時間や 演目する時間
長い時もあれば、短い時もあったり
場所の環境、ホテルだったり和風ところだったり
広さも広かったり 狭かったり

その中でアイデアを出したり
気がついたり、意見を聞いたり
その中で、作品が生まれてくる。

岡本太郎の言葉で
「無名なアーティストが世の中を作っている」

ほんとに世の中にはさまざまアイデアで
多くのクリエイトされた作品で満ちています。

そのような体験から

制限や条件をつけたものが楽しくなると。

そこで出てきたのは

音楽を「ダリエンソ」だけに絞った
コンペティションです。

ダリエンソ!

ダリエンソは言わずも知れた
「タンゴの王様」

生涯の録音は1000曲を上回り
販売も1000万枚以上

活動期間も1920年代から1970年まで
約半世紀に渡りタンゴの一線で活躍してきました。

タンゴもワルツもミロンガも人気です。

タンゴ は30年代後半のどの曲も
超絶なバリエーションがすごいですが
圧倒的なリズムが押し寄せてくる「 9 de Julio」や「El Flete」
そして50年代の「Yapeyu」や「El Puntazo」など
そして「Puro Tramp」

また40年代中盤のメロウな
「El Romantico」や「La Mentirosa」も

そして歌は Echague, Laborde, Maure,Valdaz,
どの歌手も素晴らしい名曲があります。

30年代のコンパスが美しいVals
Corazno de Artista
Valsecito Crillo や Pasion,
そして 美しいMuchacita Porteña
やCuatro Palabras

そしてミロンガは
Milonga vieja Milongaにはじまり
Milonga de Recuero やLa Espuela
そして ノリノリのMucho Mucho や
可愛い Papa Caliete

など 一瞬聞くだけで身体が踊り出します。

ぜひ Youtubeにはたくさんダリエンソの曲がアップされているので聴いてみてください。


皆アーティスト

タンゴを踊ると皆アーティストだなと感じます。
初めてまもない人でもその美しい姿やちょっとした
ことがその場にアートを作り出します。

音楽と空間と周りのダンサーと

全てが一つになる。

タンゴは個で見ても楽しいですが
皆が踊っているフロア全体が調和し
シンクロし、その瞬間に絵画になります。

コンペティションはいつもと違う空気が
会場全体を包み込みます。

フロアはフライパンのように熱くなるでしょう!

その火を焚きつけるように
決勝はペア、ジャック&ジルとも
全曲生演奏に決まりました!


予選は11月3日のチケ!から再開



決勝のチケットは10月24日から発売!


AbrazoOOOOO GYU












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