ポカリから辿りついた、依存しないようにする方法。

こんばんは、ぎゅうたです。

まだ梅雨明けもしていないのに、
毎日大変な暑さで嫌になりますね。

それでもこの暑さの中、
子供達が全力でサッカーしてるのを見て
本気で尊敬です。

しかしいくら子供達が元気とはいえ、
熱中症には気をつけないといけません。
水分を取るのを忘れるくらい夢中でサッカーするのでこまめに水分休憩をとらせます。

その時、自分自身スポーツをやっていた時の経験も踏まえて、
水分の吸収がいい「ポカリスエット」を子供に飲ませていたのですが、

最近
色々な方面から
「ポカリは体に良くないからやめた方がいい」
との声を聞くことが多くなりました。

風邪のときの水分補給にも取り入れるので、
「体に良くない」ということにひっかかりました。
むしろ体にいいと思ってたくらい。。

なので、
なぜそんな声があがっているのかを考察してみようと思います。

①なぜ「ポカリ」は体に良くないのか?

まずはなぜ「ポカリ」が体に良くないという声を聞くのか?
実際僕が聞いたのは小学校からだったり、実の母からだったり、友人だったりと
専門家の声ではありません。

なのでどこかに情報ソースがあるはず。

そこでまずはGoogleで調べてみます。

明確にこれ!という情報ソースはないですが、
確かに「ポカリ」が体に良くないという情報は出てきます。

体に良くないと言われる理由は主に、

・塩分の影響で高血圧や腎機能が低下するから
・糖分の影響で糖尿病や肥満のリスクがあるから
・冷たいものを飲むので下痢のリスクがあるから

このような内容でした。

特に糖分。
これが想像以上に入っているようです。

500mlあたりに含まれる糖分の量
・ポカリスエット 31g
・コカコーラ 56.5g
・三ツ矢サイダー 55g
・午後の紅茶(ストレートティー) 20g

コーラやサイダーなどと比べると少ないものの、かなりの量です。

ただ、なぜこんなにも糖分が入っているかというと、

糖分は腸から体のすみずみに水分を
速やかに吸収させるために
欠かせない物質であるため

だそうです。

汗で出ていった体の水分を、
効果的に補給できるように糖分が多くなっているわけなんですね。

でもいくら水分が効果的に補給できるとはいえ、たくさん飲めばその分糖分も一緒に摂取することになります。
それは必要以上の糖分を摂取してしまっているということ。

結果として糖尿病や肥満のリスクにつながる。

つまり、「ポカリが体に良くない」というよりも、「ポカリの飲み過ぎが体に良くない」ということがわかりました。

子供に与えるには少し薄めたりするのが良さそうです。

ここでふと思います。

メリットはあるけど過剰に摂取するとデメリットになるものって他にもない?

ちょっと考えてみます。

②メリットがあるけど過剰摂取が良くないものは?

同じく口に入れるものとしてパッと思いついたのがお酒です。

お酒のメリットに関しては賛否両論あるかもしれません。
これはただ僕がお酒が好きだから色眼鏡で見ているだけかもしれません。

でも昔から言いますよね。
「酒は百薬の長」

適量のお酒はどんな良薬よりも効果があるという意味のことわざです。

適量のお酒のメリットとしては、
・食欲が増す
・ストレス解消
・血行がよくなる
・コミュニケーションが円滑に

こんな感じですかね。
"あくまで適量の場合は"
です。

ただ摂取しすぎるとどうなるか?

とにかく単純に体への影響大だというのは想像できますよね。
過度な飲酒は肝臓とか胃、腸なんかにダメージを与えます。
さまざまな病気を引き起こすきっかけにもなるので注意が必要です。

また、脳にもダメージがあるでしょう。
記憶や判断力を鈍らせ、人生に悪影響を及ぼすことも。。

飲み過ぎ注意です。


また、これも過剰摂取が悪影響を及ぼしていそう。。
それは「スマホ」です。

今の時代なくてはならない存在です。
今こうして僕も電車の中でスマホで文章を書いてますし、
同じ車内の人の9割はスマホをいじっています。
(あらためて見るとすごい光景です。。)

生活に必要なツール
趣味
娯楽
ビジネス
コミュニケーション
記録
勉強
ショッピング

なんでもできるスマホ。
本当に便利です。
もはやスマホのない生活は考えられなくないですか?

でも使い過ぎはデメリットも多いんじゃないかと感じます。

たとえば、
ものすごく時間を奪われる。
あれもこれもできるから、
あっという間に時間が経ってしまっていることないですか?
時間は有限です。
スマホとの付き合い方は注意です。

他にも
体への悪影響があります。
ずっと見ていると目が悪くなる。
寝る前に見ていると睡眠の質が下がる。
変な姿勢で見ていると首や腰が痛くなる。

などなど、使い過ぎによるデメリットも多いです。


でもここで疑問が。

ポカリにしろ、お酒にしろ、スマホにしろ
ちょっと考えたら、過剰は良くないってわかりそうなもの。

それなのになぜ、
人は過剰に摂取してしまうのか?

これについて考察してみようと思います。

③なぜ人は、過剰が良くないと知りつつ過剰摂取してしまうのか?

これ、少し考えてみての一つの結論。

それはずばり「中毒」になっていると言えるんじゃないか。
または「依存性」とも言えるかもしれません。

つまり、良くないと思ってやめたいけど、
やめられないんです。

依存性といえば、
ギャンブル依存性やアルコール依存性などを思い浮かべるかもしれません。
これらは重度なものだと日常生活に支障をきたしてしまう場合もあるため、通院したりするほどかなり深刻なケースもあります。

ただ、そこまでには至らないが、
知らず知らずのうちに何かの「依存性」になっているケースも少なからず身近に存在しているんじゃないかと思います。

自分の場合はどうか?
大きく自覚はないですが
よくよく考えて見るとありました。

たとえば先程も例としてあげた「スマホ」

これは完全に依存性です。
特に用もないのに気づいたら手に取っているんです。
さらにSNSやゲーム、動画など時間を一気に持っていかれます。

なので最近はスマホではできるだけ文章を書くようにしてます。
文章を書いている間は、他のものに気を取られずにいられるので。

他にもネットショッピングなんかもそうですね。
インスタなど見ていると、
"あ、これいいな"
"こんなの欲しいな"
"これもいいじゃん"
思うことたくさんあります。

さらにその自分の動きをもとに広告が
"あなたの欲しいのはこれでしょ?"
と言わんばかりに追い打ちをかけてきます。

そして気づいたらまた今日も何かポチっている。
そんなに必要でもないのに。。

こんな必要ないものまで買ってしまっていることないですか?
気づいたら支払いが大変なことになってたことも。。

これはもうできるだけ自分をコントロールして衝動買いしないように冷静になるしかないです。

でもなんでこうして知らず知らずのうちに、
「中毒」「依存性」になってしまうんでしょうか。

自分は大丈夫と思っていても、
少なからず何かに依存しているパターンが多い気がします。
僕だってほとんど自覚してません。

調べると、
依存性を引き起こす原因としては、
ドーパミンという神経物質が関与している様。

特定の行動によりこのドーパミンの放出が増加されると快楽を感じます。
何度もこの快楽を感じることで、もっと快楽が欲しくなるのが人間。
結果としてその行動をし続けることにつながるわけです。

快楽っていうとなんか大げさですが、
気持ちいいとか心地いいとか
なんかそういうものとして捉えればいいのかな。

それをずっと味わっていたいという感覚。

だからそのために何度も同じ行動を繰り返す。
知らず知らずにその感覚を求めてその行動をし続けるようになるわけです。

逆に言えば、

気持ちいいとか心地いいとか
なんかそういうもの

快楽を味わせることができれば、
依存性にさせることができるということ。

これをビジネスチャンスと捉えて、
上手く利用しようとしている企業も少なくないでしょう。

ただ、
誰かを依存させるということ、
それによって作られた関係性というのは、
あまりいい関係とは言えないです。

なのでどちらかというと、
「何かに依存しないようにするために」
という目的で、

気持ちいいとか心地いいとか
なんかそういうもの

つまり快楽とは?

を深掘りしていきます。

④快楽とは

依存に繋がる快楽の種類としては、
大きく6つあります。

①ちょっと手を伸ばせば届きそうな魅力的な目標がある
②予測できないランダムなタイミングでのフィードバック
③段階的な成長の感覚
④徐々にエスカレートする難易度
⑤絶妙に解消されない緊張感
⑥強い社会的な結びつき

たとえばパチンコやソシャゲのガチャなどは
②が当てはまります。
いつ来るかわからない「当たり」。
何もないところから急に「当たり」が来る。
これを繰り返し経験することでどんどんのめりこんでいくようになります。

たとえばゲーム。
これは③や④が当てはまるでしょう。
レベルを上げることで出来ることが増えていったり、ゲームを進めていくことでどんどん難しくなっていくことに対して、のめり込んでいく。

たとえばSNS。
これは⑥の要素が強いでしょう。
フォロワーやいいねといった目に見えた反応を追いかけたりといった①や③の要素もあるかもしれませんね。


こうやって色々なものを見ていくと、
ハマったりのめりこんだりするものは、
多くの場合先程あげた①〜⑥の快楽のどれかしら。
または複数を感じられるように仕込まれているんです。

そして知らず知らずのうちに
この快楽を求めて、
ハマっていくように
依存していくように
計算されているんです。

じゃあハマり過ぎないようにするためにはどうしたらいいか?

長くなってきたので、
最後にそれだけ記載しておきます。

⑤依存しすぎないために

ハマり過ぎないために、
依存し過ぎないためにどうしたらいいか?

ポイントは2つです。

1つ目は

いかに早く気づいて距離をとるか

パチンコ歴1ヶ月の人と、
パチンコ歴20年の人

どちらがパチンコとの距離を取りやすいかというとパチンコ歴1ヶ月の人だと思います。

タバコだってそう。
喫煙歴1ヶ月の人と
喫煙歴20年の人だったら、
喫煙歴1ヶ月の人の方が辞めやすいです。

なので、早く気づいて早く距離をおく。
習慣化して体に染みついたものから離れるには相当なストレスだし、エネルギーを使います。

"なんかこのことばっか考えてる"
"気づいたらこれしかやってない"
"これがない生活なんて考えられない"

そんな風に思ったら一度冷静になって、
「本当に必要なことか?」
考えてみるようにするのが重要です。


2つ目のポイントは

環境をかえること

早く気づいて自分の意思でなんとかできればいいのですが、
それが難しい場合は物理的に距離を置ける環境を作ってしまえばいいです。

ゲームに依存していたら、
ゲームを持たない。
スマホから消す。
など、出来ない環境を作ります。

最初はストレスを感じるかもしれませんが、
人間慣れるもの。
それを当たり前にしていくのです。

ストレスの逃げ場所を作ってあげるのもいいかなと思います。
でも今度はこっちに依存する
とかがないように注意です。。


とまあここまで、
「ポカリがなぜ体に良くないと言われるか?」の話をしていたら、
「依存性」
の話になりました。


本当は全然関係ないものを
「繋げる」というトレーニングをしたいのですが、
同じものの中で深掘りしているだけになってしまいました。

まだまだトレーニングが必要です。

ただ成長の過程と捉えて、実践noteは残していこうと思います。


こんな文章ですがここまでお読みいただきありがとうございました。

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