スイミングの進級テストになかなかパスできない息子に気づかされたこと。

こんばんは。
ぎゅうたです。

noteでのアウトプット、
全然できてませんでした。

久しぶりにやっていきます。

今回は息子と話していて気づいたことです。


スイミングの進級テストに落ち続ける息子。

今日で5回目でした。

話を聞いてみると平泳ぎが前に進まないからテストにパスしないようです。

「何で前に進まないの?」
聞いてみても「うーん、なんでだろう?」という息子。

つまり「何が」できないのかはわかっているが、「なぜ」それができないのかがわかっていないんです。

手が水をかけてないのか?
上手くキックができてないのか?
姿勢が変なのか?

なぜ前に進まないのか?

「なぜ」手が水をかけてないのか?
「なぜ」上手くキックができてないのか?
「なぜ」姿勢が変なのか?

その上で考えてみます。


すると、

手で水をかくタイミングがずれている
キックのときの蹴る方向が違う
浮かぼうとして腰が曲がっている

原因が見えてきます。

ここまでくれば、

正しいタイミングで手をかけるように練習をする
正しい方向にキックできるように練習する
体がまっすぐにいられるように練習する

具体的な対策を考えられます。


これを小学校低学年の子が1人でやるのは難しいかもしれませんが、
一個ずつゆっくり説明してあげると子供でも全然理解できるような内容です。


このように「なぜ」できないのか?って考えることはすごく大事です。何より、これがわからないと改善できません。できるようになりません。
だから、間違っていてもいいから仮説を立ててみる。そしてその仮説に基づいて、どうしたらクリアできるかを考え、具体的なアクションに落としこむ。

こうやって書くと"普通じゃん"と感じることですよね。

でも意外と自分も含めて大人でもできてないような気がします。

会社の売上が良くない。
なぜか?
ここの部門が売れてないから。

こんな報告していませんか?

彼女ができない。
なぜか?
出会いがないから。

本当にそうですか?

商品が作れない
なぜか?
知識がないから。

知識があったら作れますか?


これらは全て「できない」という「状況」に対して「なぜできないのか?」を問いかけています。でも、そこで出てきた「なぜ」に対して、改善するための具体的なアクションを見出せますか?

会社の売上が良くない。
なぜか?
ここの部門が売れてないから。

→ここの部門の売上を回復させる。

彼女ができない。
なぜか?
出会いがないから。

→出会いを増やす。

商品が作れない
なぜか?
知識がないから。

→知識をつける。

これら全てに対して、
"どうやって?"
て聞きたくなりませんか?

それは対策としてのアクションがまだ具体的ではないからです。
そしてこの状態からアクションを具体的にしていこうとすると、改善に繋がらないアクションを見出してしまう可能性があります。

目線が
「アクションを具体的にすること」に向かってしまい、「本当の原因」が見えなくなってしまう恐れがあるからです。

会社の売上が良くない。
なぜか?
ここの部門が売れてないから。

→ここの部門の売上を回復させる
どうやって?
⇨新しいもっといい商品を開発する

でも売れていない理由が、
プロモーション不足だったら。。

いくらいい商品ができたとしても売上は回復しない可能性が高いです。

彼女ができない。
なぜか?
出会いがないから。

→出会いを増やす
どうやって?
⇨クラブに行く

でも彼女ができない理由が、
コミュニケーションスキルだったら。。

クラブに行っても誰も相手にされないかもしれません。

商品が作れない
なぜか?
知識がないから。

→知識をつける。
どうやって?
⇨商品作成に関してのコンテンツを読む

でも商品が作れない理由が、
マインドブロックのせいだったら。

コンテンツを読んだとしても商品を作れるようにはならないかもしれません。

このように、
ちゃんとした「原因」「理由」を理解しないままに改善しようとしても、上手く改善できなかったり、効果的なアクションに繋がらない恐れがあります。

じゃあどうやって
できないという「状況」に対して、改善するためのアクションを見出せばいいか?

それは「なぜ」の深掘りです。

できないという状況を理解

何ができなくてできないのかを把握

なぜそれができないのかを深掘り ×2〜3

できない「原因」を理解

「原因」を解消するためのアクションの設定

ポイントは
「どうやって」が出てこないアクションになるまで「なぜ」を繰り返して「原因」を深掘りすること。

会社の売上が良くない。
なぜか?
ここの部門が売れてないから。
なぜここの部門は売れてないのか?
届けたいお客様に情報が届いていないから。
なぜ届いていないのか?
情報を発信している場所に届けたいお客様がいないから。
なぜそんな場所で発信しているのか?
お客様への理解がずれているから。

もっと深掘りできるかもしれませんが。

ここまでくれば、アクションとしては、
「届けたいお客様がいる場所でリサーチをしてお客様への理解を深める」となります。

彼女ができない。
なぜか?
出会いがないから。
なぜ出会いがないのか?
出会ってないわけではなく次に繋がらないから
なぜ次に繋がらないのか?
会話が続かず盛り上がらないから
なぜ会話が続かないのか?
自分から話をふることが苦手だから

ここで見出せるアクションとしては、
「会話を続けるためのコミュニケーション術を学ぶ」となります。

では以下の場合はどうなるでしょうか?
少し考えてみてください。

商品が作れない
なぜか?
知識がないから。

このように、
「なぜ?」を繰り返すことで、できないこと=自分の課題に対しての根本的な原因を見つけることができ、より具体的な改善のためのアクションを設定することができます。

つまり
できないことができるようになる可能性を限りなく高めることができるわけです。

ただ、ここで見つける根本的な原因は「仮説」でかまいません。
その「仮説」が違ったとしても、その「仮説」がなぜ生まれたかが明確なため、「仮説」をもとにしたアクションに対しての検証が容易になるんです。


先程の例

会社の売上が良くない。
なぜか?
ここの部門が売れてないから。
なぜここの部門は売れてないのか?
届けたいお客様に情報が届いていないから。
なぜ届いていないのか?
情報を発信している場所に届けたいお客様がいないから。
なぜそんな場所で発信しているのか?
お客様への理解がずれているから。

この「仮説」に対して「届けたいお客様がいる場所でリサーチをしてお客様への理解を深める」というアクションを設定し実践してみた結果、それでも売上が上がらないとしたら。。

それに対して

そもそも届けたいお客様が合っているのか?
情報を発信する場所は合っているのか?
お客様のことをもっと理解できるのでは?
商品はそれでいいのか?

なぜ?の答えを段階ごとに見直していきます。


こんな感じで、どこが原因で結果に繋がらないのか考えやすくなります。

体が不調なとき、
頭が痛いのか?
喉が痛いのか?
鼻水がでるのか?
お腹が痛いのか?
など、症状によって治すためのアプローチを変えますよね。それと同じことです。

とにかく大事なのは「なぜ」の深掘りです。
日々目の前のものごとに「なぜ?」と考えることがトレーニングになりますね。

※「なぜ」のパワーについては以下の記事でも触れてます。


と、長くなってしまったので今回はここまでにします。
本当はXでポストしようと思った気づきのアウトプットでしたが、気づけば3,000文字になってしまいました😅

ここまでお読みいただきありがとうございます🙇‍♂️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?