〈私の好きなオフコース〉緑の街 - 小田和正(1997)bank bandカバーと共に。
オフコース解散後、1991年「ラブ・ストーリーは突然に」でソロとして大ブレイクし、2002年のアルバム「自己ベスト」シングル「キラキラ」で、再度のブレイクを果たした小田和正さん。
「緑の街」は、その間の時期に作られた曲。
低迷期らしいものはなかった小田さんだけど、いろいろと葛藤していた時期があったと、後年のインタビューでは話している。
実はこの「谷間」の時期、私は小田さんの歌を、あまり聴いていなかった。
この歌を知ったのは、2008年ap bank fesで、ミスチルの桜井和寿さんがbank bandとしてカバーしたものを、聴いたとき。
何めっちゃいい曲じゃん!
小田さんの曲なのか・・
と、軽く衝撃を受け。
この桜井カバー、本当にいいのです。
でもやっぱり私は、本家の小田さんバージョンがいい。
サビの高音が、歌い上げっぷりが・・やっぱり小田さんすごいな、と思う。
(それにしても、小田さんソロ曲のyoutube動画は皆無に近い。公式動画、上げてくれればいいのにな。難しいのだろうな・・)
* * * * *
「谷間」の時期、気がついたら小田さんの作風はかなり変化していた。
大人アーバンな(←語彙💦)少し陰のあるものから、風や緑をモチーフとした、人生賛歌的なものへ。
そのうち、オフコースリアタイ世代だけでなく、私と同世代や、まさかの団塊世代男性までが、小田さんを支持するようになっていた。
かつて活発な野球少年だった小田さんには、「風や緑」の方がよく合っているのかもしれない。
(でも私は、大人アーバン路線も好きなんだ・・それについてはまたいつか。)
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