田舎暮らしで車を手放した理由
人にこの話をすると驚かれるのですが、私は地方暮らしながら車を保有しておりません。
正確に言うと、離婚して出戻ってきてからの17年間は車を持っていたのですが、昨年、車の老朽化を機に思い切って手放してみることにしたのです。
これは娘の大学進学と重なったことも大きく関わったのですが、とにかく進学や引っ越しに大金がかかる中、自分の車の購入にまで思い切ることができませんでした。
それに娘の大学在学中の出費を考えると、購入費以外のメンテナンス費も私にとっては大きな負担となるからです。
とはいえ、私の周りで車を持ってない人なんて一人もいません。笑
何なら「一人に一台」が基本のような地方で暮らしています。
相当生活が苦しくても、車だけは必要!って地域ですので、私の決断は周りの人からしたら本当に奇異な行為だったと思います^^;
でも結果、私はまだ車なし生活を続けています。
車を手放したのが2021年1月だったので、もう1年半の時間が経ったのですが、今ではこの暮らしを随分気楽に感じています。
もちろん以前に比べて不便に感じることはたくさんありますよ。
買い出しの多い日だったり、雨の日の移動なんかは禁断症状のように車の快適さを欲してしまうことも(笑)
でもそんな時は宅配を利用したり、母にちょっと車を貸してもらったり、何とかして凌げているんですよね(^^)
それに娘のところへ荷物を持って行くような大掛かりな日にはレンタカーを借りて、しっかり車を使っています。
今までレンタカーやカーシェアリングは都会の人のサービスなのだと思い込んでいましたが、私のような地方暮らしでも、車を持たずに借りて生活することは可能。
もちろん徒歩や自転車圏内で生活必需品が調達できないような僻地では難しいのかもしれませんが、少なくとも私は「徒歩・自転車・レンタル」で何とか生活できているので、これからしばらくはこのスタイルで節約したいと思っています。
ちなみにですが、私が車を持っていたときは、毎月22,000円の費用がかかっていました。
・税金
・保険代
・車検代
・オイル交換等のメンテナンス費
・毎月のガソリン代
税金・保険・車検・メンテナンス費は年間費用を月割にして積み立てていたのでこの金額です。
これプラス私の場合は次の車購入のための積み立て20,000円も行っていたので、毎月合計42,000円を車のために投入していたのですね。
1年で50万強、4年で200万超の金額になります。
娘が大学生の4年間だけでもこれだけの金額が浮くのですから、シングルマザーの私には大きなお金です。
車って購入する時だけでなく維持費もかかるので本当に金食い( ;∀;)
この金額を見ると、今となっては私には車は身の丈を大きく上回る贅沢品だったのだと思います。
でもこれは娘がいなくなったということが前提です。
子どもがいると様々な用事で車が必要ですので、やはり私にはこのタイミングでしか手放せなかったのだと納得しています。
最後に、車を手放した副産物として私が嬉しく思っているのは、お金の節約だけではなく筋力の貯金にも繋がっていることです。
運動量が増えるので「貯筋」できるんですよね( ̄▽ ̄)♪
歩いたり自転車に乗ったりするだけで、車生活より遥かに運動量がアップします!
何ならわざわざウォーキングしなくてもいいくらいです。
負け惜しみのように聞こえてしまいそうですが、例えそうだとしても、こうやってプラスの部分を楽しみながら、しばらく車なし生活を続けたいと思います。
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