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新しい餃子体験。ひだなし・酢醤油からしの斬新な餃子が楽しめる、立川『餃子会館丸山』

立川は、餃子めぐりに最適な場所でした。

本日の餃子情報です。

僕が住んでいるのは東京の東側なので、同じ都内とはいえ立川はとても遠い場所。小旅行をするような気持ちで電車を乗り継ぎ、立川駅に降り立ちました。
初めての立川は想像以上に栄えていて、百貨店もが立ち並び、IKEAやニトリもある。GREEN SPRINGSという、ミヤシタパークのような、かつもっと自然味溢れた商業施設もある。どうやら、爆音で映画を楽しめる映画館もあるらしい。このまちだけであらゆることが完結するんじゃないか、そう思えるような素晴らしいところでした。

そんな立川には、餃子のお店が複数あるんです。
上述したGREEN SPRINGSには、クラフトビールと餃子を楽しめる『東京ギョーザスタンドウーロン』がありますし、たくさんの牡蠣や、生姜が入った餃子が食べられる『ぎょうざ天国』という人気店もあります。『餃子のニューヨーク』や『餃子のさんくみ』など、個性的な餃子屋さんも控えています。これだけチェーンではない餃子店が駅の周りに集まっているのも珍しい気がします。

その中で僕がびっくりした餃子は、『丸山ぎょうざ会館』です。

黄色いのれんが目印です

お店の外観は普通の居酒屋のような感じ。一戸建ての1階部分がお店になっているような模様です。

つくねも食べたい…

店内に入り、水餃子と焼き餃子を頼みました。どんな餃子が来るんだろうと楽しみにしていたら、運ばれてきた餃子がこれ。

1皿6個入り。550円

なんと、ひだが作られておらず、皮を半分に折って餡を包んでいるのです。
ひだを作らないと、本来の餃子で焼き目にあたる餃子の底が作られず餃子が平べったくなり、倒れてしまいます。その状態を逆手に取って、両面を揚げ焼きにされていました。だから、薄半円の珍しい形の餃子が出来上がります。

ホームパーティなどで自ら餃子を包もうとして、ひだがうまく作れず、このような形の餃子になってしまったことはないでしょうか?ぼくはあります。正直、それは失敗の包み方だと思っていましたが、これでも成立するんだーと、まず出てきた時点で驚きました。

そして、味はとっても美味しかったです。味の秘訣は生姜で、中からはたっぷりの生姜の風味がするんです。これまた家で餃子をつくるときの話ですが、生姜を餡に織り交ぜて生姜餃子をつくろうとすると、意外と難しかったりします。というのも、生姜はそれだけだと風味が強いのに、餃子に入れると意外とその香りが弱まってしまうんです。だから、自分が思っているよりも多い分量を入れないと生姜を味わえる餃子を作れない印象を持っています。

だからこそ、この『丸山ぎょうざ会館』の餃子はなおさら美味しく感じました。肉と生姜のコンビネーションが絶妙。そしてすごいのは中の味だけはありません。皮を揚げ焼きにしているからか、そのパリパリ加減も絶妙で、お酒のつまみとしても最高。

とどめに、この黄色いタレ。何だと思いますか?

テーブルに置いてあります

これは酢醤油にからしを混ぜたタレなのです。酢醤油にラー油や酢胡椒はかなり定番ですが、からしを混ぜるというのはシューマイではあっても餃子ではあまりしないような気がします。

これをパリパリのひらべったい餃子につけると、美味しさが倍増。餃子単体だけでもおいしいのに、酢醤油からしタレをつけるのが圧倒的に正解です。

水餃子はこんな感じ。

もちもち加減がたまらない

たぶん、焼き餃子と同じものだったと思いますが、水餃子にすると皮のもちもちが際立ち、かなり違った体験を味わえます。

お腹いっぱい気味だったのに、さらにおかわりしてしまうほど、焼き餃子も水餃子もどちらもとっても美味しかったです。ひだを作らない餃子や、酢醤油にからしを混ぜるというのは今まで一度も体験したことがなかったです。いろんなお店に行っていますが、新たな餃子体験を味わえたことが何よりも嬉しかったです。

このお店のこの餃子のためだけに立川にいく意味があると思います。新たな餃子体験を味わってみては?

本日の餃子情報でした。


丸山ぎょうざ会館
〒190-0012 東京都立川市曙町2丁目14−24
一言メモ
僕らは予約無しで偶然入れましたが、予約したほうが確実ですね

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