話すこと

私は支離滅裂な発言が多く、見切り発車で喋り始めた?と聞かれたことが何度もあります。

何かを話すときに極度に緊張してしまい何を言っているのか、何が要点なのかを伝えずにダラダラと話し始めてしまいます。

頭の中で何度もシミュレーションを繰り返して話す言葉はなんとなくでも伝わるのですが、パッと話す時にはことを順序だてて話せないことが多いです。というか、ほとんど。

要領の得ない話し方というやつです。

何ヶ月か前までは人に伝えるようなことでお金をもらっていたのですが、実際は文章化されているものを細かく噛み砕いていく作業に過ぎなかったのだと思います。

上手く話せる人、質問が上手い人はパッと頭の中で組み立てる訓練をしてきたのでしょう。

私はそこを怠って、上手い人が私の言葉を解釈して伝えてくれることに甘えていたのだと猛省します。

一つ一つがパズルのように主語、述語と組み立てるという英語的な考え方と文章化していくという論理的なところがすっぽり抜けていて訓練しなければ。と思う毎日です。

繋がらない話をしないように。と心がけると言葉が出るのが遅くなり、聞いてた?と聞かれては私は本当に聞いていたのか?と自問自答をしたりもします。

かけている部分にこの年になって気付くのは大変悩ましいことで、今までの人生ずっと欠け続けてきたのだという事実を肌で感じた瞬間に今まで話してきた全ての人の家に菓子折りを持って謝りに行きたいと言う気分になります。

自分が少し前まで想像していた自分の今の年の誰かと今の自分を比べて悲しい気持ちになってしまうことばかりです。

ある種のシンドローム的なことなのかもしれませんが、私は私と割り切って人との関わりを避けていたことも原因の一つであると思います。

生憎、難しい言葉を使うということにも謎の抵抗があるので、失念していました。〇〇し難いです。など自分がその言葉を話すと周りは何も気にしていないのに自分がこんな言葉を使っていると言う恥ずかしさに心がやられるときがあります。

抵抗は時に邪魔になり自分の首を絞めるということを首を絞め、絞められながら甘えに向き合って行く覚悟が持てれば良いのですが。

もう少し向き合いながらやってそれでもダメならそのときです。

ビールの本場、ドイツのビールを飲んだことがないのに嫌いだと言い張る癖から直していきたいと思います。

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