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のり吉くんの手づくり餃子の焼き方(詳しいバージョン)


①  後でフライパンに入れるお湯を準備しておき、テフロン加工されたフライパンにサラダ油大さじ1~2を引く(油がフライパン全体に薄く回るように)


②  凍った状態の餃子をフライパンに並べる。(この時はまだ火にかけないで構いません。火にかけるとどうしても焦げるのを恐れてバタバタしてしまいますよね。並べ方はご自由にどうぞ)


③  コンロにセットして火を強火にする。(ここで焼き色を付ける方法もありますが今回は後で焼き色を付けていく方法をご案内いたします)


④  お湯を餃子の高さ1/3位まで入れてすぐに蓋をする(フライパンの温度が上がりすぎているとお湯を入れた瞬間に油跳ねして火傷をする可能性があります、十分に注意してください。)お湯の量についはフライパンの大きさ、餃子の個数などによって異なります。おおよその量と考えてください。


⑤  火加減を中火の強火位に落とし、そのまま4分ほど蒸し焼きにする。

餃子を器に盛り付ける際にフライパンに餃子がくっついて困る、という方は餃子を蒸している間中(1分間に1回位で大丈夫です)フライパンを軽く揺すって餃子を動かすように蒸しあげてみてください。

この行為によって餃子がフライパンに引っ付く事を防ぐ事ができます。(購入して間もないフライパンはこの行為は不要かと思います。それと焼き目にこだわる方は餃子を動かすことによって、思うような焼き目が付かない事があります。どちらの方法も一長一短ですので、お気に入りの方法を見つけてください)


⑥  4分経ったら蓋を開けてお湯の量を確認します。(この時にお湯がほとんど無かったらお湯を少しつぎ足します。)


⑦  蓋を閉じて更に2分ほど蒸し焼きにしてから蓋を取ります。(この時点で餃子には完全に火が通っています。)

蓋を取ったらお湯が無くなるまで火にかけ続けます。(火加減はそのままで構いません。)


⑧  お湯が無くなったら、サラダ油やゴマ油などを大さじ1~2餃子の上から全体に回しかけます。(この工程は餃子の裏面をカリッと仕上げるためのものです。カロリーが気になる方はこの工程は飛ばしていただいて構いません。)


⑨  火加減を弱火~中火に落として餃子に焼き色をつけていきます。(この工程にどれぐらい時間をかけるのかは焼き色をどの程度つけるのかによって異なります。よく餃子を焦がしてしまう方はこの工程の火加減が強いのではないでしょうか?時間はかかりますが弱めの火加減の方が焦がさずに焼けると思います。)


⑩  焼き色補足事項―焼き色は時々餃子を裏返してみて目で確認してください。その際に1か所だけでなく3,4か所の餃子で確認をしてください。コンロのクセによって部分的に焼き色が濃くつく場合があります、その場合はフライパンを回して火のあたり具合を調整すると全体にきれいな焼き色をつけることができますよ。


⑪  全体にお好みの焼き色がついたら火を止めてフライ返しなどで器に盛り付けます。(フライパンよりも少し小さめのお皿をかぶせてエイやっ!という感じでひっくり返して盛り付ける方法もありますが、⑧の工程で餃子全体に油をかけた場合は相当注意しないと残った熱々の油がフライパンから垂れてきて、手や腕にかかり大変危険です!この方法で盛り付けたい方は⑧の油を入れる工程を省くか、油の量を控えめにしてください。)


⑫  お好みのタレをつけてお召し上がりください。

「美味しい冷凍餃子の詳しい焼き方」いかがでしたか?
すでにご存じのことも多かったと思いますが、こちらを参考に上手に餃子を焼いてみて下さい。何回かに分けて焼く場合は最初に焼く餃子の量は少なめで焼いて様子をみてください。一度感覚をつかむと失敗しにくいと思います。

ちなみに餃子屋さんのような餃子の焼き色は実はテフロン加工のフライパンでは再現することが非常に難しいです。テフロン加工の特徴である焦げ付きを防ぐ加工が、餃子とフライパンの間にすき間をつくってしまうのでどうしてもあの焼き色はつかないのです。

⑤の工程で餃子を揺すりながら焼く方法をご案内していますが、この行為は、餃子とフライパンの間にすき間をつくる為の行為です。その為、仕上がりの焼き目はどうしても斑模様になりがちです。

一面にきれいな焼き目が付く=餃子とフライパンがピッタリひっついている、という事なのです。ですから焼き目にこだわる方は器に盛り付ける際は面倒ですが、餃子は揺すらずに焼いてみてください。

ちなみにこれを読んで面倒だな~っと思った方は、私が情熱込めて焼き上げた餃子を食べにぜひお店へ足をお運びください(笑)

皆さまにお会いできる日を楽しみにしています。



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