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【餃子メシ】スッと消える鶏つみれ鍋

冬といえばエンドレス鍋が定番のこの私が、この冬鍋らしい鍋をほとんど食べていない。理由は特にないけど、気づけば2月になっていた。

スーパーで鶏ひき肉が20%オフになっていたので、今年初のつみれ鍋にしましょうかね〜!と、もしかすると売り場で独り言言っていたかもしれない。

挽肉とエノキの相性が異常なこと、ご存知ですか?細かく刻んだエノキに「君は肉だよ」と声をかけながら混ぜ合わせると肉になります。(真顔)極細かく刻むことと声かけがポイントです。(まだ言うん)

カサマシ目的と見せかけて、鶏つみれ特有のパサパサだったり淡白になることもなく、ふわふわで旨味もアップするので積極的に入れてほしい。


適当に作ったら、いつも以上にふわーーーーっとして、スッと消え去っていくようなつみれが出来た。あまりに美味しかったので書き残したいと思う。

《材料》
鶏ひき肉 200g
エノキ  200g(みじんぎり)
玉ねぎ  1/2個(みじんぎり)
長芋     5cm(すりおろし)←POINT
生姜   1かけ(すりおろし)
卵     1個
醤油  小さじ2
ごま油 大さじ1
片栗粉 小さじ2

これをボウルに入れて、ぐわーーーーーーっと混ぜ合わせる。渾身の力を込めて練りねりぐわーーーーーーーっと。そして、煮立てたおつゆの中にスプーンで成形しながらぽとぽと落として火が通ったら出来上がり〜!

今回の勝因は、普段入れない長芋だと思われる。いつぞやお好み焼きを作った時ちょい残ししたものがそろそろやばかったので入れてみた。

肉とエノキの割合も、買った挽肉がたまたまこの量だっただけで同量にする意図は特になかったけど、同量でも全然いけた。

かなりユルユルで扱いにくいタネだったけど、卵も片栗粉も入れたので固まらんことはないだろうと強気に作った私を褒め称えたい。

おつゆしみしみでふわっとジューシーかつ消える。美味しい。でもいつも長芋があるわけではない、わざわざ買ってもまたちょい残しする未来が見えるので次作る時は入れない可能性は高い。でもまた何かの拍子に運良く巡り会えたら必ず入れるね、長芋さん。

冷蔵庫にちょい残しされた長芋があれば是非入れてみてほしいし、エノキについてはわざわざ買ってきて入れてみて欲しい。後悔はさせない。その際はきちんと「君は肉だよ」の声掛けをお忘れなく。肉のうまみを吸収してあっさりさっぱりふわふわのお肉に変身することでしょう!

因みに私はこれを2日くらいに分けて食べ切ってしまうけど、食べきれなさそうだ、と冷静かつ賢明な判断が出来る方は一気に湯掻いて冷凍して、スープやシチュー、カレーの実にしても美味しいです。もちろん後日また鍋の具としてもよいし、冷凍ってすごい。ただ私は食べ切ってしまうので都度作ることになるんですけどね。


おわり



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