見出し画像

AI要約(32/100)

はじめに

スキマです。note100記事に挑戦しています。文章や動画を要約してくれるAIサービスについて。


AI要約、割とスゴイ

文章をコピペで放り込んで「この文章を要約してください」と指示(プロンプト)するだけで、さっと読める文章に要約してくれます。
私はbingの無料版copilotを良く使います。もしかしたらメールアドレスの登録が必要だったかも

職場では、有料版(月額課金アイテム)のcopilotが与えられており、驚くことにTeams会議の要約さえしてくれます。
長時間の会議を要約させて、気になる部分があれば追加で「○○について話している部分を詳しく」と言えば対応してくれます。
定例で開催されている進捗確認会議のようなものであれば、1回会議に参加していなくても、AI要約でさっと確認しておけば、次回の会議にはほぼ問題ないレベルに達している、と個人的には考えています。
かがくのしんかってすげー!

もちろん反対派も居る

ですが、AI要約が公式のログとして扱われることは今のところありません。当初でてきた反対の声が
「AI要約の内容が発言者の意図に反していると困る」

発言者の意図とは

AIに誤解されるような発言であれば、出席者の何割かは誤解してるんじゃないかな。そんで次回以降に「???」と手戻りになったり会議の外でメール・電話・クローズドチャットが飛び交って場外乱闘になる。
そしてその場外乱闘は記録されずに、絶妙にズレた認識のまま空中戦でどうにか着地点を探す会議が繰り返される。
AIが間違った要約をしてしまうような、そしてその間違いが致命的になり得るような綱渡りを会議の場でしている段階で、ちょっとどうなんだろうという気持ちになる。
まあ、私はマネジャでもリーダでもない現場作業員なので、どんな風に決定したものだろうが、決定に従って日程を守れるように作業を準備して実行して、その結果を報告する賃労働をしているので、まあ問題ないっちゃ無いんだけど。

AIに分かるように話せ

「AIが理解しやすい話し方講座」がそのうち開催されるようになるのかもしれない。

AIは事実は曲げない。AIが曲げるのは意見

なんじゃないかなと私は考えている。
グラフの数字、たとえば1億円をAI要約に通したら1万円になる、とかそうはならないけど、「上手くいかない」をAI要約させると「失敗の可能性について言及」とか組み替えられる。
思うに事実(ファクト)と意見(オピニオン)をごちゃまぜにしたまま(参加者は事実が何かを各自で確認する手間を強いる前提で)会議やってるんじゃないの、という気がする。

○○だからAIはダメ、と言い張るのは下策

人間だって毎回パーフェクトじゃない。
300回に1回は重大なミスが起きるよ、というのはハインリッヒの法則(なお29回の軽微なミスがある
これを完璧、100%、になるまで待っていたら、いつまでたっても何もできない

コメント歓迎


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?