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荷物すり替え防止(81/100)

はじめに

スキマです。note100記事に挑戦していますが、小雨のなか自転車で帰宅したら咳が止まらなくなりました。ツライ。


荷物のすり替えと暗号技術

某フリマサイトで、受領品をすり替えるトラブルが発生しているらしく。

つまるところ、改竄(すり替え)を検知する方法が無いのが問題のようです。
配送業者の手違いなどで、誤った荷物が届いたのであれば伝票番号で追跡できますが、正しく配達が完了したにも関わらず、悪意を持って荷物がすり替えられたら配達(発送から受け取りまで)を工夫しても防げない。
仮にどこかで直接会って、箱を手渡ししたとしても、渡したその場で中身を確認してもらう必要がある。

荷物のすり替え、ということは送信した情報が改竄されているのと良くにた状態なので、暗号技術の改竄防止を持ち込んでどうにかならないか、という思考実験です

改竄防止、と言えば過去に暗号技術の面白い本が

改竄には一方向ハッシュ関数・メッセージ認証コード・デジタル署名を使えとありましたので参考にすると

一方向ハッシュ関数:配送業者には問題が無いので無関係
メッセージ認証コード:出品したものと到着したものが同一であることが確認できる。ヨシ。
デジタル署名:購入者の署名を検証(ベリファイ)すれば良いのですが、悪意のある購入者が実行してくれそうにない。ダメ。

なるほど、メッセージ認証コード相当のセキュリティしか手が無い。

壊さないと外れないタグを付ける

あらかじめこのタグ付けた状態で写真撮って出品する、までは考えたのですが、同じもの買って偽物に同じ番号のタグ付けられたら詰むな・・・

結局

高額商品は保障付きのエスクローサービスを利用する(紛争解決を外部に委託する)
匿名配送を使わない(身元を明かせない人とは取引しない)
ぐらいしか策が無いのか、悪意のある人、やっぱり頭いいなあ・・・

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