爺ちゃんの独り言 70

読了  感染症の世界史  石 弘之


楽しめる本じゃないが

ウイルスに無知だったと思えた本。


身体の中はウイルスだらけで外から侵入した未知のウイルスは

生きた動物が媒介する。森林破壊や動物食でアフリカや中国からのウイルスが多い。

罹っても免疫力があれば大丈夫だが

疲労やストレスや高齢化で免疫力は低下する。


長文なので続きは→爺ちゃんの独り言 70|爺ちゃん @gchan92416212 #note https://note.com/gyou1/n/nf5fcd055abeb


健康診断よりワクチン接種じゃない?

>残業が多い人ほど疲労度が大きく、それに比例してウイルスの量も多かったという。


>なぜウイルスが凶悪化するのだろうか。免疫力が低下しているときやストレスでホルモンバランスが崩れているときなどにウイルスが感染すると、そのまま居着いてしまうと考えられている。


>ドーパミンが分泌される。 分泌されると、食欲や性欲が湧いてやる気がみなぎり、意欲的に生活することができる。しかし、ふだんから分泌量の多い人は、あきっぽくてつねに新たな刺激を求め、冒険や探検、転職や転居が大好きで、恋人や自動車を頻繁に変え、スリルを求めるタイプともいわれる。

(中略)

逆に、脳内のドーパミンの分泌量が少ないと、行動の動機づけも減って意欲も運動機能も低下する。うつ状態になったり引きこもったりする。分泌量の少ない人は、冒険より安定を好み、急に行動を変えるのが苦手なタイプだ。


>歴史上、戦争で死亡した将兵の少なくとも三分の一から半数は、病死だったと推定される。


>どの細菌にも「バクテリオファージ」とよばれる固有のウイルスが寄生する。つまり細菌のウイルス病だ。二〇〇八年には、パリのビルの冷却塔からウイルスに感染するウイルスが見つかった。「ウイルス病にかからないのはウイルスだけ」という定説が打ち砕かれた。


>ウイルスの存在を抜きにしては、生物進化も地球環境も語れないところまで深く関わっている(山内一也著『ウイルスと地球生命』)。

>人類の歴史は 20 万年ですが、微生物は 40 億年を生き抜いてきた強者です。
→20,000分の1


>たとえば、1918 ~ 19 年の「スペインかぜ」の世界的流行では 3000 万~ 4000 万人が亡くなりました。近年の再検討では、8000 万人以上ともいわれています。以前も述べたと思いますが( https://kadobun.jp/feature/interview/80.html )、とくに第 1 次世界大戦の戦場になった欧州の流行は激烈をきわめ、大戦の終結が早まったほどです。
 その後も、1957 年の「アジアかぜ」、1968 ~ 69 年の「香港かぜ」、どちらも 100 万人以上が亡くなっています。


>今後の人類と感染症の戦いを予想する上で、もっとも激戦が予想されるのがお隣の中国と、人類発祥地で多くの感染症の生まれ故郷でもあるアフリカであろう。いずれも公衆衛生上の深刻な問題を抱えている。

 とくに、中国はこれまでも、何度となく世界を巻き込んだパンデミックの震源地になってきた。

中国では生きた野生動物を買って食べる、という食文化があります。先ほど申し上げたように、動物の中には膨大な未知のウイルスがいます。

たとえ明日死のうとも、今を一生懸命生きるだけ。

結核菌で亡くなった正岡子規のように。

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