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爺ちゃんの独り言 161

読了  図解 ピケティ入門 髙橋洋一

2015年3月発行
難しかったピケティの本を分かりやすく解説した本。気になった所を引用しながら独り言。髙橋さん22冊目。

r > g 格差拡大 が有名で

ノーベル経済学賞受賞した サイモン・クズネッツは格差は縮小すると言ってた事と反対の意見。

違いは集めるデーターの「量」と「幅」

クズネッツは、第一次世界大戦以降のアメリカの所得税というかなり限定されたデーターを分析。
ところが、
ピケティは、古代0年から2100年までの予測と20カ国のデーターを分析。

微分と積分で結論が真逆になる好例。

民主党政権で作り掛けのダム工事を中止して自民党政権に戻った時、北関東はダムを作り、九州では撤去した。今週の記録的線状豪雨で九州は大被害が出たのを思わず考えた。

コスト意識って算数の文章題に近いんだよ。

ピケティが言うように
「経済のことはよくわからないと言って済ましてしまうのは安易すぎる。他人任せにしてはいけない」

髙橋洋一さんも言う。

個人個人が正しい知識をもって、社会について考えていく
こうした主体性こそが、この格差社会を変えていく原動力となる

良い言葉で閉めていた。面白かった。

以上、爺ちゃんの独り言でした。m(__)m

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