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帰省レポ


実家の私の部屋のそばには今年の夏に死んだ犬のちょっとした仏壇があって(仏壇?犬は仏教とかではないだろうし犬は神なので祭壇と呼ばせてもらう)そこに、どピンク色のバラが飾ってあって笑った。あからさまに仏花が飾られてたりしたら親にドン引きしたと思うし、世界一ラブリーでキュートな犬だったので、ピンクのバラ、とてもいいと思いました。遺影、骨壷ときて赤いバラはちょっといやらしいが、どピンクとまで行くと清々しいほどに、ラブリー。大好きだよ

お母さんの化粧台にはわたしが高校生の時にプレゼントしたリップが置いてあった。店でプレゼント包装をしてもらわずに自分で包装するのが好きだ。リップの時もそうしたと思う。わたしはなんだかんだで手先が器用、そういう中途半端な自信があるために手先仕事なら割となんでもできると思ってしまい、大失敗はしたことがないが大成功もないという感じ。わたしがわりかし手先に自信ネキなのに対し、母は私なんて不器用さんですようという感じを出しながらめちゃくちゃに器用で腹が立つ。成人式の前撮りをする時、ちょうど花をもらったんだよね〜と言いながらチャチャっと、まさにチャッチャと生花で前撮り用の髪飾りを作ってしまった。ぐえー


前撮りをしてくれた知り合いの元カメラマンのおじいちゃん(小学生から知ってるのでおじさま〜!と思っていたが完全におじいちゃんになっていた、時が流れすぎている)は次撮れるのは結婚の時かな、俺が元気だったらねと言ってくれた。老人あるあるの死ギャグとかじゃなく、元気だったらねと言っていて、結婚とか向こうからしたらいつになるか分かんないだろうにめちゃくちゃ生きる気があって素敵だった。3年前なら結婚とか言われたものなら勝手なこと言いやがって誰でも結婚すると思うなよバカめが、くらい思っていたのに、近い現実としてスッと結婚♡そうですね…♡と思えてすごい。わたしが歳をとったのかいま結婚したい人がいるからなのか、多分どちらも。

昼過ぎに地元に着いた時にはあまり寒くなくてむしろがっかりしていましたが夜になると激・寒くて、寒すぎてムカつく感覚を思い出した。忘れていたけど地元はいつも寒くてわたしはいつもイライラしていた。1日の気温差が13度とかの場所で暮らすのはヒステリック・女と暮らしているようなもの。標高が高い地域にヒスが多いみたいなデータ、絶対ありますよね

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