膝 全摘

塾へ行く2時間前から爆睡してしまい家を出るべき時間に飛び起きた。季節の変わり目はどこから湧いてくるのか変な人が歩いている。人間はみんな天使のようでもある。誰もがいきなり犬を蹴り殺してもおかしくないようにも見える。

よくやれているのか、よくなっているのかわからない状態で頑張っていくというのは厳しいというか不可能に近い。模試を受けていることに意味はあるの?と聞かれて偏差値や志望校判定が出ることがモチベーションに繋がっているよなんてカンペを読んだようなことを口走りそうになったので今唇が縫い合わされています。なんで?おかしくないよう、私おかしくなんかないわ。

よくなっていると信じることに意味がある。疑うことにも。疑うことが意義深いと思いたい、信じたいから疑う。デカルトの方法的懐疑は効率が悪いように思えるけど結果的に自分の精神の実在を信じられたんだと思う。信じたいという希望に対する手段としての懐疑はもっとみっともなくて人間くさい。全てに対して信用を前提に置くことで思考と、信用や信頼よりもずっと重い、愛情のような何かを手放している。手放しつつも、長い紐をつけて飼い慣らした気になっている。そういう態度だよ。遠回りだ。

もし恋をしている相手がいたら、弟や妹がいたら、ずっと一緒にいるよと一言言ってくれたらそれで満足できてしまうのかもしれない。私に妹がいたら、秘密を本当の秘密にしたまま安心できたのかもしれないし、それが兵器に変わる瞬間を嫌というほど見るだろう。公園のブランコで、1人が座って1人が立つタイプの2人乗りをしたい。誰だっていいんだという安心と、私でなければ行けないんだという安心が両方あれば、不安な夜を誤魔化さずに過ごせるのかな。


あなたの方が、自分の方が、と考えた時にどうしてもすり減る歯車を、簡単な言葉で形容されたり分類されたりすることでどんどん緩んで置いていかれてしまったネジを、正しいと思うことをしようとすると反対に行ってしまう反動で伸びたゴムを、全部新品に変えても気持ちよくはないだろうね。自分のことを新品だと思ったまま生きていくのは難しい。愛せる劣化と愛せない錆の違いなんて一目で分かるもんだ。いま葛藤しているので何も結論は出ない。錆が擦れてポロポロ落ちるだけ、愛しいな?な?


短い英文を和訳したり和文を英訳したりしている時に、これ会話だ…と思う。誰かと話すのって心地いいのね、私、ニンニクラーメン、チャーシュー抜き、胸の大きい、いい女🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶


フン


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