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CD『貴方への手紙』歌詞そしてちょいと心の中も、、、その1

~歌詞に説明などいらない、ですがどんな心持ちでこんな曲が出来上がったのか?ちょっとだけ心の中を~

「誰なんだ」

ある日  いつもの道を 歩いていたら
見知らぬ 黒い猫に 尋ねられた
僕の目を じっと覗き込んで
いったい君は 誰なんだと

鏡の中の僕はいつも 曇り空に浮かぶ月の様で
かすかに映る 光の筋は 誰も何も照らすことはない

誰なんだ 誰なんだ 誰なんだ 僕は誰なんだ
いつか 雲は晴れるのかな
誰なんだ 誰なんだ 誰なんだ 僕は誰なんだ
君の笑顔 照らすことができるかな

君と いつもの道を 歩いている
僕は君にも 尋ねてみたい
無邪気な 目を しっかりと見つめて
いったい君は 誰なんだと

この目に映る君はいつも 風に舞うタンポポの種の様で
楽しく遊ぶ その空は 僕の見てる同じ空なのかな

誰なんだ 誰なんだ 誰なんだ 君は誰なんだ
いつか 空を飛べるのかな
誰なんだ 誰なんだ 誰なんだ 君は誰なんだ
夜空に 星は 輝くのかな

誰なんだ 誰なんだ 誰なんだ 僕は誰なんだ
いつか 雲は晴れるのかな
誰なんだ 誰なんだ 誰なんだ 僕は誰なんだ
君の笑顔 照らすことができるかな



~心の中
人は皆、自分の置かれた立場や、関わっているコミュニティーや、誰かとの関係性などによって自分という存在を認識したり感じたり、時には演じたりしてますよね。では果たしてその様な環境や関係性が一切無かったら、自分はいったい?何者?誰?
そんなことを常日頃考えてしまうわけです。自分の知っている自分は人さまには分かり得ない自分だったり、しかし客観的には人さまから見える自分が本当の自分なのかもしれない。
気が狂いそうになるけど、少なくともあなたと接して、あなたを通して、あなたに映して、自分なんてものは生かされてるんだなあ。

この歌詞を書いた時には全く意識の中にはなかったけれど、ふと般若心経における色即是空という言葉の意味を今一度考えてみるきっかけになったかな。


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