8/14 【行政書士試験】『株主の議案提出』会社法:株主の権利等
問題
株主は、株主総会において、
当該株主総会の目的である事項につき
議案を提出することができる。
ただし、当該議案が法令もしくは
定款に違反する場合または
実質的に同一の議案につき株主総会において
総株主の議決権の10分の1以上の
賛成を得られなかった日から
3年を経過していない場合は、
この限りでない。
○か×か
用語確認
【株主総会】
株式会社の組織、運営、管理
その他株式会社に関する
一切の事項について決議できる機関
【定款】
会社設立時に
発起人全員の同意のもとで定める
企業の根本原則が記載された書類
【議決権】
株主総会での決議に参加して
票を入れることができる権利。
票の数は1人1票ではなく
株の保有数に応じて決まる。
条文
《会社法304条》株主の議案提出
原則
∟株主は株主総会において、
株主総会の目的である事項(当該株主が議決権を行使することができる事項に限る。)
につき議案を提出することができる。
例外
∟以下の場合はできない
当該議案が
①法令若しくは定款に違反する場合
or
②実質的に同一の議案につき株主総会において総株主(当該議案について議決権を行使することができない株主を除く。)の議決権の1/10(これを下回る割合を定款で定めた場合にあっては、その割合)以上の賛成を得られなかった日から3年を経過していない場合
議案とは
議題に対する具体的な提案。
例)
「取締役選任の件」という議題に対して、
「〇〇を取締役として選任する件」
という議案を提出すること
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株主は、株主総会において、
当該株主総会の目的である事項につき
議案を提出することができる。
ただし、当該議案が法令もしくは
定款に違反する場合または
実質的に同一の議案につき株主総会において
総株主の議決権の10分の1以上の
賛成を得られなかった日から
3年を経過していない場合は、
この限りでない。
正解は
↓
↓
↓
↓
↓
↓
正解
○
まとめ
『株主の議案提出』
・原則→議案を提出できる
・例外→以下の場合はできない
当該議案が
①法令若しくは定款に違反する場合
or
②実質的に同一の議案につき株主総会において総株主の議決権の1/10以上の賛成を得られなかった日から3年を経過していない場合
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