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人生初

人生で初めて、小説を書いて賞に応募しようとしている。書き始めたのは4ヶ月程前で、読み返しては書き直しを繰り返した。ようやく今日完成まで辿り着いた。今、清書の途中でこのnoteを書いている。完成したのはいいものの、なんかこれ面白いのかな…と不安になってくる。言葉を初めて知った者が書いた乱雑な文章にすぎないのではないか?これは本当に書きたいものだったっけ、と応募直前で悩む。
そういえば、昔私が持っていた筆箱を盗んだ子の名前を主人公に付けたんだった。ますます嫌になってきた。なんでその子の名前にしたんだろう。4ヶ月前の自分に聞きたい。
私は小説を読むことが好きで、いつか自分も書いてみたいとずっと思っていた。最近は知らない人に殺されそうになる夢をよく見る。夢占いで調べてみると、再生の時が来た暗示だという。小説を書く絶好のタイミングだと思った。社会人になる前の冬。今しかない。時間がたっぷりある今に、やりたいことを詰め込むべきだと。noteを書きながら思い直した。おもしろいかどうかは私が決めるのではなかった。とにかく私は目の前の物語に向き合い、主人公に寄りそい、完成させて応募しよう。それが第一目標だ。

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