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トリ貝の貝殻って見たことありますか?

船橋漁港の朝市委員会代表の内海金太郎です。

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漁港コラム1発目ですが、今回は「トリ貝」について紹介させていただきます。

トリ貝の貝殻って見たことありますか?

トリ貝は江戸前東京湾の春が旬の美味しい貝のひとつです。2枚貝で貝の身のかたちが「鳥」が首をかがめてキュッとなってるように見えることから「トリ貝(鳥貝、とりがい)」と呼ばれています。

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お寿司屋さんで目にする「あの」かたちのトリ貝を見たことがある方は多いと思いますが皆さんは「トリ貝の貝殻」って見たことありますか?

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ほぼ正円で左右均等の模様をした貝殻でとてもやわらかいのがトリ貝の貝殻の特徴です。写真ではわかりませんが貝殻表面に柔らかい毛が生えてます。ホンビノス貝やアサリなどと比べて貝殻がとてもやわらかいので選別・箱詰めする際は丁寧に扱わなくてはならず気を遣います。

アサリやホンビノス貝と比べてトリ貝はとても「アシが早い」です。

貝殻のままでは1~2日しか保存できないのでできるだけ早く加工を施し、お寿司屋さんで目にする「あの」かたちにすることが求められます。

貝殻から身を取り外し、切り込みを入れ開き、身の内側にあるワタを掃除し、さっと湯通しして、身を伸ばす。のがトリ貝の加工手順です。トリ貝の加工で大事なことが3つあります。それは下記のリンクから是非!

《関連記事》トリ貝をつくるときに気をつける3つのこと

トリ貝の加工(我々はトリ貝を「つくる」という表現をします)結構手間がかかりますが、食べてしまうとあっという間。

苦労して作っても「ごちそうさま」で済んじゃうから作った人からすると何だかなーと思うこともあります(笑)。

でも美味しいんだから仕方が無いですよね。

ではまた次回!

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