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「天気図と漁に出られるか?」の関係について

船橋漁港の朝市委員会代表の内海金太郎です。

今回は「天気図と漁に出られるか?」について書かせていただきますね。

船橋は東京湾奥に位置しており北が陸、南が海になっています。海からの南風が吹くと陸ではね返った波と海からの波がぶつかりうねりが高くなります(高校物理「波動」の授業で出てくる「波の干渉」というやつです)。

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 ここでおおざっぱに天気図のお話。風は高気圧から低気圧に向かって吹きます。台風も低気圧の一種(温帯低気圧)です。

台風が日本海に進むと関東地方は南風になります。台風に限らず低気圧が日本海側を通ると関東地方は南風になりシケになりやすくなります。ぜひ覚えておいてください。

「晴れてていいお天気だから水揚げもあったでしょ?」とか「雨ばかりだから入荷少ないでしょ?」とか、単純にお天気だけでは決定しません。

お天気よりも風の方が大事だったりします。天気図と出漁の関係を追ってみるのも楽しいかもしれませんね。

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