見出し画像

薬学部5年生(病院実習編)

4期となり病院実習が始まりました。
病院実習も家から電車で30分ほどの場所。
指導薬剤師の方は、厳しめの方でしたが、この方がメインで抗がん剤の調整などを詳しく教えていただきました。
そして1週間経ったころ、病院の薬局内でコロナ感染者が出てしまい、
とりあえず、実習は中止に。
その間、大学が新しい実習先を用意してくれ、
電車と自転車で1時間半ほどの場所になりました。

この病院は、優しい方が多く皆さんにたくさんのことを教えていただきました。
ただ、開始早々、私は発熱し、コロナが流行っていた時期でもあるので、
検査。陰性でしたが、1週間の休みとなりました。
それにより、新しい病院先での実習がどんどん遅れるばかり。。。
振替えで土曜も実習をしていただき、週6での実習となりました。
この生活が思っていたより過酷で、辛かった思い出です。
でも、優しい薬剤師の方々のおかげで、乗り越えることができました。

初めは、病院の薬局内でのピッキングや、抗がん剤、栄養剤の調整について教えていただきます。
栄養剤は、患者さんんの体重から計算し、その方に必要なカロリー数を計算していきます。
また、抗菌薬を投与している方には、常に血中濃度を測り、最適な抗菌薬の量を計算。医師に提案します。

次に、病棟での薬剤師業務です。
初め、「何がしたいですか。」と薬剤師に聞かれ、
そもそも病棟に薬剤師がいることを知らなかった私は、
「何をしているか知りません。」と失礼なことを言っていました。

病棟での業務は、次回ご紹介させていただきます。

そして、患者さんと毎日会うことで退院の際に、感謝されたり、
昨日まで元気だった方が、亡くなったり。
入院を機に、常用薬をやめていたせいで、体調が良くないことに気づき、
医師に薬の再開を提案できました。
救急で運ばれてきた方の、様子を見て、心不全になるとこういう症状が出る。
それまで知らなかった、「せん妄」について。
入院を経験しなければ、知らなかったことを多く学べました。

最後の発表では、心不全の治療を題材に、チーム医療の大切さ、全ての中心は患者ということを発表させていただき、次の実習生の参考にしたい。と
データをもらってくださいました。

病棟で薬剤師が何をしているか知りません。と答えたあの頃をすごく恥ずかしく思います。
2つの病院の先生あ、新しい実習先を見つけてくださった大学の先生に感謝でいっぱいです。
ここまでご覧いただきありがとうございます。☺️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?