沖縄学 第一回の感想等

5/30にNPO法人 関西沖縄文化研究会のご協力を得て沖縄学の第一回を開催しました。

感想ツイートのまとめです。アーカイブ配信は6/13日までです。


メディア掲載


ツイートまとめ


感想

コロナ禍中で感染が落ち着きつつある状況ではありましたが、緊急事態宣言の延長もあり、集客はかなり厳しかったと思います。

ただ、RAWはテーブルがそこそこ場所を取りますし、各テーブルに人が座っていればそれなりに人が入っているように見えるのが救いですね。

内容は非常に濃い内容でありました。

沖縄学の開催に取り組んだこの約半年、本当に文化とは何だろうかと考える良い機会を得られたように思います。自分の結論としてはそもそも排他的なもので、だからこそお互いの地雷になる話題などを知り、上手く踏まないようお互い気を付ける。そう言う事なのかなと漠然としたものにはたどり着きました。

いわゆる本州で生活しているとあまり実感は無いのですが、よくよく考えると北海道にせよ沖縄にせよ近代や近世で侵略した地域でも有る訳です。その是非はともかくとして、先祖の記憶を手繰ればヤマトが敵であり降伏した歴史がまだ残っている。その名残が例えば東北以南を本州と呼び、あるいは内地、本土と呼ぶ、どこか別な所と言う認識なのかなと。

この辺りの認識に関しては世代交代を経て、混じり合いながらゆっくりと解消されていく他無いのかなとも思いますし、その過程において強引な手法は良い結果を産まないだろうなと言う認識が有ります。

なので大事なことは、相手の地雷、こちらの地雷となるものをお互いにきちんと知り、発信し、その副産物として自分たちの文化の良さもついでに認識していき大事なものを残す。そう言う事なのかなと。こういう認識を得るきっかけとなった本興行は自分にとっても得る物が大きかったと感じます。

興行主として出来る事は、こういった文化の発信を少しでもお手伝いし、記録に残し、相互理解の機会を少しでも増やす事だろうと思います。正直我々の世代で解消できる問題ではないと思いますが、情報発信と判断材料が積み重なれば1つか2つぐらいの世代分ぐらいはお互い気にせず普通に接する世代に早まるのかもしれないなと思う所です。

政治的な話でもあり、行政的にも両端であるがゆえに色々と判断の難しい地域ではあります。なので、興行主として何が正しいと言うつもりはありません。色んな意見を引き出す一助となれば幸いです。

機材面での話

実験的にiPhoneではなく一眼のカメラでの撮影、配信を試みました。当然ではありますが、デジタルズームよりもレンズによるズームの方が画質としても全然綺麗ですね。

RAWから一つ、前回のTriArtでHANZOのスタッフとして入っていたサヨコさんのものが一つ、あとはiPhoneという形で挑みました。

頂いた感想としては以下のものでした。

・寄りは口径60mm以上欲しい
・絞り値はF3.5からF4ぐらい
・録画しなかったらバッテリーは結構持つ

お客さんがそれなりに入った状態であれば、やはり最後方からのレンズズーム等の方が良いのかなと言う感じです。

問題はワクチン接種も始まり、ライブ配信の需要がどこまで伸びるかっていう所なんですが。まぁまぁ厳しいですね。

ただ、遠方の方にも対応できる仕組みではあるので配線の為の入場制限を設けた上で同時配信をと言うのはいいように思います。キャパが無制限になりますし。カメラワークが良ければここの需要も生んでいけると思うんですが。この辺りは試行錯誤ですね。

会計面での話

収支についてはそもそもの入場が見込めない社会状況であったため、当然ですが大赤字です。AFFに申請できる状況になればなんとかなると思うのですが、こちらとしてはまだ通帳が出来上がっていないため悩ましい所です。

任意団体としての興行であったため源泉徴収の必要があり、また納税方法、帳簿の扱いなども模索しながらではあります。源泉の処理については後日またまとめます。

一方で、源泉の割合が10.21%という非常に面倒な割合であるため、現金をその場で手渡すライブハウスでの興行の場合、端数の1円、10円、100円がかなりの数必要であると言う事実も浮き彫りになりました。今回は前もって値段を決めてしまっていたのでまだマシでしたが、枚数に応じたバックの場合何枚必要か見通しがつかないので、特に1円、10円の硬貨は事前に金庫か何かを用意して準備金を用意しておくべきと痛感しました。

まぁ、この辺は経験値ですね。

とりあえず一回やってみて全体的な追加作業は把握できましたし、継続してやっていくうちにまた慣れてくるかと思います。

今回のまとめは以上です。

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