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後輩が来てしまう

このnoteは、少し前に書いたこの記事の続きの話です。

なんと、最悪の結果になってしまいました。

後輩が来てしまいます。

悲しいです。私は、発表のあと、3年生がこちらに来てくれて「研究室はどんな感じですか?」と訊く質問タイムがあるだろうと思っていました。だからその時に、本当のことを話そうと思っていました。

でも、その時は来ませんでした。

3年生がこちらに来ない限りは、話せません。3年生全員に「うちの先生やばいんです!だから来ない方が…」と話しかけに行くのは違います。だから、来ないでほしい来ないでほしいと願いながら、3年生の希望調査提出を待ちました。
卒論中間発表会の後に、茶話会が開かれました。そこで3年生の研究室が決まるのです。

結果は、私の研究室を、5人が希望していました。

本当に悲しかったです。3人以上来たら、誰かが私の先生と共に研究を行う羽目になります。本当に悲しいです。3人目が来ることを止められませんでした。
私は何もできませんでした。私のような不幸な卒論生がまた1人生まれてしまいました…。

最後に3年生と顔合わせをしました。夏休み明けから始まる研究生活に期待を寄せているような、キラキラとした顔を見せていました。私はその顔を、どうしても直視することができませんでした。

3年生は夏休み明けにテーマを決めます。そこで1人が私と同じ道を辿ることになります。
私には説明責任があると思います。あやなかと同じ先生に師事すると大変なことになるよ、と伝えなければならないと思います。本当は、研究室に配属されてくる前に説明しておかなければなりませんでした。報告・連絡・相談は早い方が吉だとは思いますが、今回ばかりはそうではない気がします。研究室に配属され、テーマ(つまりどの先生につくか)を選ぶときにこのことを伝えては、「誰があやなか先輩と同じ道を辿るか」論争が起きてしまい、3年生どうしの仲が悪くなってしまいそうです。

このことを機に、私にある思いが芽生えました。後輩を全力でサポートしよう。できるだけ味方になろう。そう決めました。夏休みの間は、後輩を受け入れる心の準備をしようと思います。

写真元:写真AC

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