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名古屋グランパス 横浜FM戦の失点を振り返る

J1リーグ第7節、横浜Fマリノスと名古屋グランパスの好調同士の対決は1-1のドローで終わりましたね。名古屋グランパスを応援してる私にとっては勝ってほしい試合でした!

最終的なスタッツはこのようになりましたが、どちらのチームもあと2、3点生まれてもおかしくはないほど白熱した試合展開でした。横浜と名古屋は高い位置からの守備や、ボールを支配して攻撃のリズムを作るといった思考が似通ったチーム同士だったので尚更ですね。

そして、今回は名古屋が同点に追いつかれてしまったシーンを振りかえろうと思います。

横浜FMの同点シーン(前半20分 マルコスジュニオール)

このゴールはまず名古屋のジョーのシュートを朴一圭が弾いたところから始まります。弾いた後のシーンが下の図。

弾いたボールを広瀬が拾って、下がってきた遠藤にボールを預ける。この時に出来るパスコースはGKの朴かCBの畠中で、勿論どちらかのコースは切らなければいけません。朴に渡ればこの場合セーフティなクリアをすると思われますが、高精度のロングフィードが蹴れる畠中に渡れば一気に前線に展開される可能性が高いです。そうなると畠中のコースを切るのが良いのですが、シャビエルは上図のように朴のコースを切りに行きました。そのため畠中にボールが渡り、ハーフウェーライン付近にいる三好に展開されてしまいます。

展開される時、長谷川がプレスに行っていたのですが間に合いませんでした。もう少し早めのタイミングで行くべきでしたね。

三好にボールが渡って前に運び出すと、前線に残っていた仲川とマルコスは一気に駆け上がります。後ろに残っていた吉田、丸山、中谷は必死についていきますが、なんといっても2人の足が速い笑。結局仲川にボールが入り、折り返しをマルコスに決められてしまいました。

シャビエル選手は前からの守備をする時もそうなんですが、中途半端にパスコースを切る時があるので、少し不安がありますね。

快速FWに弱い守備陣

今日の試合も相手のロングカウンターから仲川やマルコス、遠藤のスピードあるドリブルに手を焼きました。今シーズンの名古屋の守備陣はスピードのあるFWに弱いんですね。今日の失点シーンもですが、他にもG大阪のアデミウソン、F東京の永井などに手を焼きました。次節の相手の磐田にもアダイウトンやロドリゲスがいます。快速FWがいるチームの被カウンター対策は是非考えて欲しいところです。そしてあわよくば夏の移籍期間で足の速いDFを獲得できたら良いですね笑。

次節の磐田戦こそは勝利を掴みたいので名古屋グランパス頑張れ!


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