潜在意識下での王子様が現実に現れてから

30代を振り返ると、暗黒時代だった。
26歳で結婚して29歳で離婚。
30代は仕事も恋愛もプライベートも何一つ見事にうまくいかなかった。
幸せだと感じたこともなければ、幸せという言葉を忘れていたと思う。
30代は暗黒だったけど、当時の自分がそう望んでたからなるべくしてなっていたんだなって、
今では解る。
潜在意識に一つあったのは、私のことを理解してくれる王子様(笑)が現れるとどこかで望んでいた。
彼氏がほしいとかそういうことじゃなくて、うまく言えないけど、
潜在意識だから感覚というか、常に強く思ってわけじゃなくて、ふとした時に浮かんでたって感じ。
そしたら旅行先で出会った。その人が今の私に変わった、変われた原点。
旅先で出会った人をKと呼ぶけど、Kと出会っていなかったらと思うだけで空恐ろしい。
Kは、自分と向き合うことを教えてくれ、私が私の心を大事にしないと容赦なく怒りお説教(笑)
当時自分の在り方って何?と全く解らなかったけど、Kと過ごした時間は、自分の在り方という礎を築くことができた。
Kと出会って私の中に沁みついてるのは、自分を大事していない人に腹が立ってしまうこと。
言っている私も自分を大事にできてなかった。大事にできるようになって解ったのは、大事にできないことで失っているものの大きさや、自分に与えている影響がどれだけマイナスに働いてしまうかということ。この悔しさがあるから、腹が立ってしまう。
腹が立つ分、私は、その人以上にその人の可能性を信じると決めている。
Kがそうしてくれたように。
Kと私は真逆と思ってたけど似ているとこが沢山あると気づいた。
自分一人で変わろうと色々トライするけどしんどい。途中で萎えるし投げ出したくなる。
でも、誰かがあきらめずにいてくれることで、あきらめない力が湧いてくる。そんな体験をしたからこそ、Kに恩返しをしたい気持ちがあって
私ができることを聴く力を通してやっていこうと思う。
Kさん、有り難うございました。


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