11.机の上で優秀なのは
あなたは本当に無能なのか?
この世の存在は全てそれぞれの能力・才能がある。
そう言われても「自分にはない」と思うだろう。
そもそも、私がそう思っていたのだから気持ちはわかる。
自分の能力・才能に対してあまりに違うことや、反する方向の能力を伸ばさなければいけないと思っていたし、努力をしてきた。
どうして違う方向へ能力を伸ばさなければいけないと思ったかというのは、これまでの10回の中で書いてきた。
例えば、
「全ての教科で平均的な点数を取れていなければいけない」
というようなこともあった。
国語・算数・理科・社会・音楽・体育・図工
あなたは得意なモノ、苦手なものがあっただろうか?
私はこの中で少しできると思っていたのは「図工」だけだった。
でもそれもすごく長けているわけでもないから、大して目立つこともなかった。
それに、図工というのは「副教科」とか言われて、あまり評価されるものではなかった。
苦手だったものは「算数」。
算数は風邪かなにかで休んでいた時に授業があった「掛け算の筆算」のテストが、登校したらあって。「習ってないからできないし、受けたくない」と言ったが、「やってみろ」と無理矢理受けさせられて、0点をとってから、嫌いになった。
嫌いと思っていなかったのが、嫌いになると、やりたくなくて、苦手になったりする。
苦手と思われると、親はその苦手を伸ばそうと、あれこれ手を尽くそうとする。
私は公○式に通わされていたが、2回逃亡した。
面白くないんだよ。
それで親もやっと諦めた。
その後、数学も授業を寝まくっていた。
たまに起きて授業を聞いたら、よくわかった。
それがテストにでて、クラスで起きていた私だけがその問題に正解していたことがあった。
つまり、嫌いになったけど、できないわけではなかった。
面白ければやっただろうし、できたのだと思う。
今は仕事でも算数程度は使うけれど、特に問題はない。
それより、私が「どうなってんの?」と思うことがある。
数学や算数が得意という人が、計算できてない場面が多すぎないだろうか?
コ□ナちゃん騒動とか、どう思ってる?
細かいことは書かないけど
「算数、できないのかッ?」
て思うのだ。
マスクの話もね、
「算数も理科もできないのかッ?」
て感じ。
机の上のお勉強のためのお勉強をしてきたのかッ?
って感じ。
優秀と思ってきた人たちって、机の上では優秀なんだろうけど、それが実生活ではどうなのか?なのだと思う。
それがちゃんと生かされているなら
「ほんとうに優秀な人だなぁ」
と思うのだろう。
私が思うのは、生かされていない「勉強」ができたって、全く優秀じゃないということ。
1192作ろう鎌倉幕府
いくやまいまいおやいかさかさ
で??
って感じだよ。
その「優秀さ」はだれのために育てたの?
つづく
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