見出し画像

後頭部に祝いを抱えて


今日は、お散歩に東京大神宮へ行った。
中学生の頃から、神社仏閣巡りが趣味なのと、手水舎での可愛いお花アートが見れると、聞いたからである。

1月31日までの模様。本日(1/31)滑り込み手水。



境内は、いつも同様に華やかで、女性が多くフワフワとしていた。
ランニング中のおじ様も立ち寄ったり、お昼休みのサラリーマンも見かけたので、ご近所にも、当たり前だけれども親しまれている雰囲気も感じられた。


参拝は、いつも順番待ちをするくらいの沢山の人数だが、ラッキーなことに誰もいなかった。堂々と、真ん中で、手を合わせ、お祈りをする。


柏手を打ち、お辞儀をし、手を合わせたぐらいで
私の後ろに、数名の参拝客が並んだのを感じた。


(神さまに、住所を伝えて名前を言うのよね・・・。)


その時、猛烈な風が吹き荒れたと共に、私は瞬時に、しまった!!!!と思った。


いま、私は、後頭部に諸事情により、“祝” を抱えているのである。

この写真により、首の吹き出物を発見す。


友人の結婚式のため、美容師さんと考えた最高の祝い。“後頭部の祝”


急激に吹き荒れた、この風により、東京大神宮のド真ん中で、真剣に祈っている私の後頭部が露わになり、
どデカい、この“祝”を抱えていることを、後から来た参拝者が知ったら、どう思うのだろうか。

やばい、衝撃を与えはしないだろうか。
せめて、露わになるのは、“ネ・しめすへん“だけに留めてくれ・・・
頼む・・・!

と、自分の参拝もそこそこに、クルリと後ろを振り返った。

そこには、目を丸くした2人の姿が・・・とは、ならず、後ろも、その後ろも、そのまた後ろも、
下を向いて、お賽銭を必死に探していた。

良かった。と思い、参拝を終えた。


しかし、、、。

帰りの電車の中で、よく考えてみたら、みんながみんな、示し合わせたように
下を向きお財布を探し、お賽銭をあんなに必死に探すか?とも思えてきた。

ヤバい奴と会った時に、目を合わせたくない心境と一緒で、
参拝しにきたら後頭部に“祝”を入れた真剣に祈る奴を見てしまい、慌てて全員、下を見てお賽銭を探していたのではないか?

そうだとしたら、ショックを与えてしまい、心底申し訳ない。
だけれども、“祝”を見た人は幸せになると思うから、許してほしい。

私の全力の“祝い“だから。



そんな"祝"の出番は今週末である。



お散歩日記ーおわりー


みんなにも私にもいいことありますように。
境内の季節のお花がステキ
参道入口
飯富稲荷さんも参拝




この記事が参加している募集

いつも、応援ありがとうございます。 地域冒険家の活動費として使用します!