星降る王国のニナ新刊(7巻)に対する荒ぶる思い


内容に言及しまくりますので未読の方はお気をつけください。


ニナ新刊のそわそわは3日前から始まっていました。
抑えきれなかった呟きとともに追っていきましょう

文章の通り。涙雨とセレナーデのお話はまた後日。
 ちなみにわたしが現在推してる漫画3作品(ニナ、フレイヤ、涙雨)全てとりかへばやもの。わかりやすすぎな。


発売日前々日の8日から、「9日になったらあと24時間で読めるって言える…」とギラギラしはじめました。

何度も読み返すので9日の昼には声が抑えられなくなってきてます。


いろんな発見をしつつ、展開の予測をしつつ、非常にドキワクな時間を過ごします。
仕事なんて手についてません。当たり前です。



そう、6巻巻末の煽り文句がずるかったのよ。
ニナがどっちかを選ぶ的なこと書いててさ!

これについてはあとで話しましょうか。


仕事を終え、帰宅しスプラで時間を潰しながら24時を待ちます。
50分になってからが長くて長くて、永遠に10日がこないんじゃないかと思いました。
こんなにも発売日を楽しみにすることってそうそうないので、不思議な高揚感もありました。

そして読了後の率直な感想がこちらです。


読み終わってから20分、ずっと噛み締めていました。

この時の感想が生の声ですので、また読み返して理解を深めつつある今とは違って新鮮な阿鼻叫喚ですね。

7巻は辛い回だった。そしておそらく8巻も。
ニナが何かを選択する時がいちばんつらいだろうから、こうやってちょっとずつ耐性高めておかないとな…へへ…。


以下、核心に触れつつの感想などいきます。

まずどちらかが選ばれる的な煽り文句について。
これは、7巻ではまだはっきりとニナが自覚して選んだシーンはなかったかと思います。
細かいことを言うならセトの誤解は解きたいけど会いたいのはアズなんだなぁというところ。

作者さんは、読者が主人公ですと言っていて、それってセトが人気なら選ばれるのかなって感じなんですけど……まあ…ないでしょう。
うん、ないと思います。

始まり方もそうだし、アズは国を背負う理由がニナになってしまっているから。きっかけどころじゃなくて、そのもの全てがニナのためになってしまっている。セトと対峙するシーンで痛いほどわかりました。

でもな…聞いてくれよ…

セトが、素敵だったんだあ。

目が覚めてすぐ。周りを破壊しながらニナを探して、「連れ戻す」「国を壊してでもニナと暮らす」「ニナだけいればいい」みたいなことを!みたいなことを!フラフラの身体で一心にニナだけを思って馬で駆けるんですよ。


そんなのってもうほんと…!

泣けるじゃんね………!!!!!!


わたしの事前予測では、収容所に先に到着したアズとニナのいちゃつきをみてセトが心を壊して大暴れする感じかなと思ってたんですけど、先にアズが単騎で壊しにかかった!アズ!わるいひと!

7巻読むまではアズのことも同じくらい応援してたんですけど、セトのモノローグ見たらもうだめだった。セトがんばれ。セトにはニナが必要だよ。ニナだけいればいいじゃんそれって真実の愛じゃんよぉ!
アズもミサンガ巻いてたりいじらしいところあるし、ニナは渡さん!て言ったりニナのピンチを思って泣きそうなくらい顔を歪めたり必死でかけまわったり、それももちろん素敵なことなんですけど、でも、ごめん。セトなんだ。アズの境遇もつらいけど、セトもなんだ。

え、なんでこのふたりこんなにつらいの?


いや、セトなんだ。わたしがニナと幸せになってほしいのはセトなんだ。

ただつぶやきでも書いたし今後の話の収まりを考えるとセトの死亡フラグがたったような気もして、
リカチ先生あとがきでは物語はまだまだ続きますといっていたのでさすがにすぐには死なないとは思うんだけど
でも毒飲んでるので薄星ルートもちらつくしで、セトは報われないんだろうなあって。思ってます。



セトがニナを偽物だと知ってしまったことでフォルトナでアリシャ姫であり続けることが難しくなった。それが1話冒頭の“アリシャ”の処刑のいちきっかけであると思います。
ニナとしてアズの元にいくためのパフォーマンス(フォルトナにはムフルムもいるし)かなと思って、まあそこは大筋当たりだとは思うんだけど、そうされてしまうとセトのルートにいくのはかなり厳しいんじゃないかと考えるわけです。あのシーンが最終回でその後のなんやかんやは飛ばしてご都合エンディングなら問題ないでしょうけどアズルートでもセトルートでもそのなんやかんやもちゃんと描きたいとこなんじゃないかな。そしたらセトはめちゃくちゃ難しいよね。王位剥奪されても国の心配がないように次男にスポット当てたり長男の曲者感出してるのかな。ヨルは愚直すぎるけど確かに憎めないやつだったね。足も切りたくなかったんじゃないかな、知らんけど。

ともかく馬のシーンが心境と相まって王子様でしかなかったセトに、わたしの脳みそを全て捧げる2月10日となりました。

今後も読み直して興奮してつぶやくことがあるかもしれない。
とりあえずここまでで思ったことは大体書けたような気がする。

あ、ニナとホルト将軍のとこもすごい好きだよ!ニナよく頑張った。ニナの特殊能力開花もよかった。
ニナはニナだからニナでしかないんだよねえ。ほんとニナ2人いればいいだけの話なのに。でもニナと同じ顔ってだけじゃだめなんだよ。ニナしかニナじゃないんだから。本物のアリシャ姫に言ってる。


ほんと、もうちょっと2人で過ごす時間が長ければ。ニナはセトに気持ちを伝えることができただろうしセトはニナを繋ぎ止める行動ができるだろうに。セトってできるはずなのに。だって立ち振る舞いいちいちかっこいい。毒吐き出してよだれまみれでも気を失って馬から落ちても縛られててもそれでもかっこいいのはセトだけ。

わたしあの、ニナに、次は骨までだな?つってつかを突きつける時の壁に手をつくのがめちゃ好き。
闘技場で気配なく降り立ったのもかっこいい好き。
毒から目を覚まして前を阻むな行く手を遮るな邪魔する者みな冥府送りだの韻踏んでるのもめっちゃかっこいい大好き。雛鳥のごとくニナを視界に入れてないと気が済まないとこも赤ちゃんすぎて好き。なんで無垢にニナを好きな自分のことに気がつけないんだセト。がんばれよセト。愛を知ってるよセトは。もらいたいのか?奪うんだよセト!頑張れセト。負けるなセト。

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