見出し画像

恋愛黒歴史〜第四章〜二人目の妻は、ボクをも凌駕する恋愛気質!

誰にでも、闇に葬りたい黒歴史の1つや2つはあるもの。
ボクとて例外ではないので、いっちょ開示しちまうか!?と思いました。
世の中に1人くらいは、興味を持ってくれる方がいるかも?

【ここまでのあらすじ】
バンドのリーダーから奪う形で「追っかけちゃん」をめとったものの、妻の夢には邪魔になると分り、身を退いて…
次に出会った彼女は、男性恐怖症を克服したとたん、ごひいきのお客様といい仲になって出て行ってしまい…
女性不信でボロボロに… はてさてどうなる!?

ふさぎ込んでいるボクを、友人がコミュニティサークルに誘い出してくれました。
そこで、ケラケラとよく笑う女性と仲よくなりました。

この女性、とっても歌が上手。
本気でボイトレしてきたらしい。
カラオケでハモリあったりして、すっかり意気投合しました。

彼女も実は、ワケありで…
つい先日、拘束マウント彼氏との同棲から逃げ出してきたばかり。

一人娘で愛が深く、人を信じやすい。
すぐに男性を好きになってしまう。
だけど後になって、「アタシ、どうしてこんなクズ男とつきあってるの?」てなるらしい。

男運が悪い、というか…
男を見る目がない、というか…

あ!!だからボクと仲よくなれたんだ!??(笑)
…あれ?🤔

そんな彼女を、ボク の両親がめずらしく気に入ってくれました。
たいてい、ナンクセつけるのに(笑)

あっという間に結婚が決まり、彼女の誕生日の3日前に結婚式を挙げることができました!
友人が「3日後が誕生日♪」ていう曲を準備してくれました。
作詞を頼まれましたが、9割は書き直されました(笑)

新婚旅行は…
ラスベガスなんてどうだろう?
モニュメントバレーとか、ナイアガラの滝も見たいなぁ〜

ボクが「西部劇」を大好きなので、赤茶色いあの感じを楽しみたかったのです。

そんなウキウキで夜も眠れない、披露宴の5日前…
2001年の9月11日 の深夜のこと。
二人で見ていたテレビに、衝撃のテロップが流れます。
「NYの貿易センタービルに、飛行機が衝突しました」

え??小型飛行機の操縦ミスかな??
それにしても、ビルに突っ込むなんて….

そのあと、衝撃の映像が目に飛び込みます。

えっっ??大型旅客機だけど!?
そ、そんなバカな!!?
これはありえない!!
事故なの!?コレ…

まるで映画のようで、全然、現実として受け入れられませんでした。

でも翌日、新婚旅行を予約していた旅行代理店から電話があり...
「預かったお金は全額返済するので、なかったことにして欲しい。政府の取り決めです」

現実だったのか、あれ...

そんな忌まわしい記憶を抱えたけれども、披露宴は、どうにかこうにか成功しました。
ご参列くださったみなさんは、気を使って、会場内では一切、この事故を口にしませんでした。
お気遣いありがとうございました!!


妻は、けっこうなヤキモチ焼きでもあります。
独占欲が強い?
...いや、これまでの経験から、男性を信じることができなくなったのかもしれません。

仕事で遅くなっても、お付き合いで飲んで帰っても、「今どこ?」「何してる?」「誰と一緒?」「本当にお仕事?」「約束より遅くない?」「本当に好きなの!?」とか...

ボクはこれ、「愛されてるな~😊」と思うタイプなので、イヤではありませんでした。

でもボクの仕事は、SEです。
忙しいときは、何日も会社に泊まったり、タクシーで早朝に帰宅したり、休日も出勤します。

妻の性格には、これはツラい。
不安がバクハツして、言動がおかしくなる傾向がありました。
あまりの不安をごまかすために、お友達と飲み歩いたりもしていたようです。

このころから、頭上にボクの両親が暮らす団地の住まいが、高いストレスになっていたようです。
両親は、決して監視してはいませんが、妻が勝手に「監視されている」ように感じてしまうらしい😂

この環境が、ボクの一生をどん底に陥れる選択ミスにつながるとは、思ってもいませんでした。

次号へと続きます。はてさて…


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?