デリケートなお年頃と老害

昨日は、週に1度の出勤日でした。
職場に到着して早々に、三女ちゃんのお友達の「お婆さま」から電話がありました。

「GPSによると、娘のスマホが中にあるようなので、入っていいか?」

え??ちょ...ちょっ待てよ!なんのことだかサッパリ!?
「今日は出勤の日でボクは会社にいるので、今、家には誰もいませんよ?
 三女も学校に登校しましたから。」

「そんなハズはない!
 GPSは、お宅の中にあると言っている!」

「いや、そんなハズはないって!
 鍵をかけて出勤しましたから!!
 母に、様子を見に来てもらうようにお願いしてはみるけれど...誰もいないと思いますよ??」

「判りました!お願いします!
 娘が昨夜から家を出たきり、帰ってこないんです!!」

ははぁ...
ボクも三女ちゃんも、娘さんと仲好しだから、かくまっていると疑っているな!?

疑われたことには癪に障りますが…
そんなことより、今はとにかく、お友達が無事なのか否かが心配です。

もしも万が一、誘拐(?)などで、犯人が捜査の目をくらますために、ボクの家にスマホを放り込んで行ったとしたら!?!?

お婆さんは続けます。
「児童相談所にもお願いした。
 警察にも捜索をお願いしている」

これは...
遠巻きに、「こんな大きなことなっているから、かくまっているなら早く出せ!」と脅迫しているように聞こえます。
ボクは職場で、仕事の真っ最中なんですけどね…。

「なるほど。児童相談所が続けて探してくれるんですね?その方が安心ですね」

「いや。探すのは警察でしょ?児童相談所は捜索なんかしませんよ?」

は???
そんなの当たり前だろ!?!?
そんなことすら知らないとでも思ったか!!!??
「警察と密に連携して捜索するという行程を、児童相談所に引き継いだのですね?」
と確認したつもりですが…。

孫が一大事だってときに、どうしていちいちマウント取ってくるかな!?!?

お婆さまの声が大きくて、スマホからダダ漏れだったらしいです。
職場仲間さんに丸聞こえだったみたい。

「あのぅ...音声がダダ洩れだったので...盗み聴きするつもりはなかったのですけど...。
 やれるわいさんの仕事時間を奪ったお詫びとかないんですか?
 こんな理不尽な電話にこんなに丁寧に対応して貰って、感謝の言葉とかはないんですか?
 お孫さんが心配な気持ちは判りますが、これらの礼儀はどうでもよいのでしょうか?
 私は赤の他人なのに、私の腹が立ちます!!

おお!!それ!!それなのよ!!
この方と会話するたびに、めっっっちゃくちゃ腹が立つのよ!!
そういうところなのよ!!

それでいて、
「この世で私だけが常に正しい!!」
とふんぞり返っているのよ!!
この世はバカばかりだ!!と…。

ボクはお友達とも仲がよく、頻繁にお婆さまの愚痴を聞きます。
それら愚痴のすべてが、本当によく判ります。
お友達ちゃん、かわいそう…。
そりゃ、しょっちゅう家を飛び出すのも無理はないって…。
根本原因は、そこだって…。

警察が、GPSを頼りに保護してくれたそうです。
今は、児童相談所であずかって貰っているとのこと。

お婆さんが言うには…
「ぜんぜん反省しないから、帰して貰えない」
「夜遊びはやめたくない!夜遊びをとやかく言われたくない!と言い張るうちは、帰して貰えない」

でも…
ボクには、「お婆さんのいる家には帰りたくない」と言っているように聞こえます。

児童相談所がお婆さんに対して、その通りには伝えないですよね…。
(そっくりそのまま伝えてやれや!!とは思います(笑))

昨日は一日中このことが頭にいっぱいで、仕事の進捗がとても悪かったです(笑)
帰宅の道中も、帰宅してからも、ずっとお友達が心配でした。

少し落ち着いてから、ふと思いました。
お友達は、GPSで探されることは判っていたはず。
だのに何故、あえてGPSをOFFにしなかったのだろう??
きっと、見つけて欲しかったんだろうなぁ…。
見つけてくれた人に、自分の想いをぶちまけたかったんだろうなぁ…。

その意味では、児童相談所に引き継いだのは、ママさんのファインプレーですね!!

お友達の本当の本当は、思い切り誰かに甘えたいんだろうな…。
それを許す家庭ではない(お婆さんが)から、こうやってトラブルを起こすんだろうなぁ…。

そこまでしても、あのお婆さまでは「これでもか!!と当人に非難を浴びせる」ことしかしないだろうなぁ…。

1ヶ月だけでも、ボクの家の子にしてあげられたらいいのに…。
お婆さんと距離を置くのが最善の策だと思います。

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