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46 子どもが孤独でいる時間

子どもがひとりでいるとき。
というタイトルです。

子どもが定期的に心臓の検査をしていて、
ある時セカンドオピニオンで、静岡の
子ども病院を訪ねた時に、食堂だったか
休憩室がどこかに置いてありました。

題名が忘れられず、退院後に購入してから
5年くらい経って、読みました。

子どもが独りでいる時間、ちょっかい出す
暇もないくらい放置していたのですが。
末っ子が内向的なところがあり、
独りで過ごす姿をみて、読んでみました。
自分自身も独りの時間を大事にしていた記憶
があるので、良いことだと思って邪魔しないようにしてます。

この本はクエーカー教徒の社会学、教育系の研究者が書いていたと思います。
翻訳者もユニークな人だなと思いましたが、
これは大事にされるべき!
考え方だと思ってます。

子どもは独りでいるとき、精神的にすごく
成長します。
クエーカーの考え方は人それぞれに内なる光
をもっているという基本的な信念があります。

子どもが独りで何かしているときに心配する
必要はありません。
本でも漫画でもテレビでも音楽でも、
ゲームでも、遊びでもママごとでも、
ボーッとしていても。

できれば音とか外的な刺激に反応する時間ではなくて、静かに内側に向かっているような
時間は、大人だと瞑想などと大事にされて
いますが、大人も子どもも必要な時間。

4人の子どもで騒がしい中でも、急に独りの世界に没頭する瞬間があるのは、私から見るとすごいことだなと思います。
ただ、なるべく人と話したり交流したい傾向の強い子もいるので、逆に独りでいる時間のない子は、どうしたら良いものかと思案しています。どうしようもないですが…。
そのうち、ワァワァと、話してくれなくなるかもしれませんね。嬉しいやら寂しいやら。

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