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望郷の旅(6年ぶりの来沖編)vol.5


※今回はディープ過ぎる話があるため、またも有料という名の鍵付きにします。

6年ぶりの悲願は成就した。
私はデイゴホテルに戻るとチェックインし、フロントから荷物を受け取り、よろよろと部屋に向かった。部屋はシングルだけれど思った以上に広かった。ログハウスを思わせる内装が暖かみがあり、微笑ましくなった。
さて、シャワーでも浴びるか。だいぶ汗かいたしとシャワーを浴びたら、お湯にならない!冷たいわ!5分くらいしてようやくぬるま湯になったものの寒い、寒い。
体は洗えたもののだいぶ冷えたので念のために持参した貼るカイロを腰に貼った。
携帯を充電し、しばらく一休み。満タンになった頃に部屋を出て、フロントに鍵を預けてもらった。
行き先は一番街の『沖縄市音楽資料館おんがく村』。
2月いっぱいで一番街での運営を終了し、4月からゲート通りの旧タサトカメラ跡『ヒストリート』2階に移転し、再開するという。
良かった。滑り込みセーフだ。どうしてもユミコさんに会いたかったからだ。
私は一番街をてくてく歩いた。午後の日差しが閑散としたアーケード街を照らしている。悲しいかな。大半はシャッターが閉まっているものの、格安でアウトドア製品を売っている店等面白い店も散見されていた。
飲み屋が増えたのも新たな発見だった。パークアベニューのはずれにあった『珈琲美学やま』の跡地も居酒屋に様変わりしていた。

珈琲美学やまの跡地は餃子を主軸とした居酒屋になった。

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