ロッキンf1979年3月号・人気投票最終結果より

さて、今回の掘り出し物はロッキンf 1979年3月号です。

なんと、ロッキンf人気投票最終結果にコンディショングリーン2nd発売に合わせてのconfusionスコア掲載、凱旋帰国したばかりのコンディショングリーンのステージレビュー、京都大学西部講堂でのライブレポ、コンディショングリーン2nd広告、ロッキンf編集部による2ndアルバム及びコンディショングリーンの今後覆面座談会等盛りだくさん!

いっぺんにはupできないので、今回はロッキンf 人気投票最終結果について。

オリジナル紫のミュージックライフ誌の華々しいランキングはロックとコザにてうんざりするくらいジョージさんとチビさんが語ってますが、(77年人気投票国内グループ部門一位等)、ロッキンfについては語られてないなと思い、興味津々でページをめくりました。


国内グループ部門では、紫が6位。コンディショングリーンは8位。
ってあれ?
解散した紫が6位で当時脂が乗りかけたコンディショングリーンが8位なのは納得いきません。
ボーカリスト部門では、正男さんが15位。かっちゃんは18位。

かっちゃんおめでとう!谷村新司よりランクが上だよ!
正男さんも15位。山本恭司さんよりランクが下なのは個人的には、えーですが、ベスト15入り嬉しいです。
ギタリスト部門。あれ?シンキさんは14位か。上位がそうそうたる面々だから仕方ないかもですが、少し不満です。
お。下地さんは19位。
って、あれ?清正さんは?
清正さんは?ねえ、清正さんは?

腑に落ちません。そして、当時は現在とはギタリストコンビの評価が真逆なのをランキングを通して強く感じました。

ベーシスト部門、あー!惜しい!スペース・サーカスの岡野さんに僅差で負け、11位。でも、俊雄さんのフィンガーピッキングが評価されていたことがわかり、嬉しくなります。

エディさんは16位。しっかり聞くと味あるベースなのになあ、エディさん。なんとかして再評価されないかなあ。

ドラムではチビさんが9位。ふとがね金太さんや和田ジョージさんを抑えて9位。

さて、キーボーダー部門は。

、キーボーダー?キーボーディストでないんかい!

おー。ジョージさん。2位。
大野克夫さんや富田勲さまをおさえての2位。それって、かだい……。げふんげふん。つ、次いきましょ。

で、個人的に引っ掛かるのはワーストグループ。
なんと、コンディショングリーンが5位、紫が7位にランクイン。
残念ながら理由を書く項目がないので何故なのかわかりませんが、コンディショングリーンは奇抜なパフォーマンスばかり目をひくこと、紫はやはり一部音楽リスナーによるディープパープルのコピバンという色眼鏡と、78年の解散への落胆と憤りから票を伸ばしたのでないのかというのが私の仮説です。

しかし。当時のバンドマンワナビーたちがどんなバントを支持し、どんなプレイヤーを崇拝していたのかがわかり、ミュージックライフとはまた違った視点を感じたランキングでした。

(文責・コサイミキ)

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