もう若くないから、という言い訳はこの話を聞いてから。


労働市場の世界では、いわゆる若年層は35歳までという線引きが使われたりします。
僕は43歳になりました。
35歳の頃には、将来なにをしたいか、なにを成し遂げたいか、何に貢献したいかなんて考えもせず、ただ目の前の仕事を片付け、休みの日には休んだり遊んだりして毎日を過ごしてきました。そして何年も過ぎてきたのです。

40歳を過ぎ、自分の使命は?というほど大げさなことでなくても、なにか社会に対して自分の作り出せる価値を提供し、自分の存在意義みたいなものを見つけられたらいいなあって思うようになりました。
でも、世間ではもう若年ではありません。
一般的に転職の適齢期を過ぎていると自分で思ってました。
そんな中、ケンタッキーフライドチキンの創業者であるカーネルサンダースの話を本で読みました。

カーネルサンダースは、オリジナルチキンのレシピを考案し、フライドチキンのレシピを教えるかわりに、売れたチキン1つにつき5セント受けとるというフランチャイズビジネスを開始しようとしました。
そのとき、サンダースはすでに65歳!
全米を車1台で1軒、1軒回り、営業を続けたそうです。
そして、「NO!」と断られた回数は、実に1009回にのぼったそうです。
車の後部座席で寝泊まりをしながら、それでも営業を続け、73歳のときには600店舗を超える成功を収めたそうです。

そう、65歳から。
これを聞いて、年齢を言い訳にはできない、と思いました。
しかもいまは人生100年時代。サンダースの頃から比べたら、さらに有利な社会です。

まだまだ学び続けることができる。
ここからスタートすることができる。
そんな勇気をもらえたエピソードでした。

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