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人のやる気を「くじく」方法。

人のモチベーションを上げる理屈はよく語られますが、「やる気をくじく要因」は気がつかないことがあります。
また、人のモチベーションを上げる方法を考えるより、やる気をくじかない方法を考える方が近道だったりします。
今回は人がやる気をくじかれる6つのケースを紹介します。
1)高すぎる目標
頑張れば何とかできそうだというレベルの目標なら良いですが、「そんなん無理だろ。」というような高すぎる目標を突き付けられては、やる気も起きません。
2)低すぎる現状評価
「うちみたいな会社じゃ…。」「どうせうちの部署なんて。」と社員に思わせてしまってないでしょうか?
3)不安をあおる
せっかく挑戦をしようとしている人に対して、「それはまずいんじゃない?」とか「そんなも~~だから無理だよ。」「厳しいと思うよ。」などと不安を煽ってしまうと、やる気をくじいてしまいます。やれない理由よりもやれる方法をアドバイスしてあげたいですね。
4)競争相手が強すぎる
誰もが無理だという相手に挑むことでモチベーションが上がる人もいますが、通常は「強すぎる競争相手」に対しては「無理だ。」と思ってしまいます。段階を踏んで相手を選んでいくのがいいのかもしれませんね。
5)自分の居場所がない
人にとって一番つらいのは「自分の役割がない」ということ。役割を失うと、心だけでなく身体も弱っていくと言われます。ひとり一人に適切な役割を担ってもらうこと、それをちゃんと作り出すことって大事ですね。
6)個人の努力に期待し過ぎ
チームで仕事をしようとするとき、特定の個人の努力のみに頼りすぎると、「いや、もう無理だよ。」ってバーンアウトしてしまいます。

モチベーションを上げることを考える前に、やる気をくじく要因がないか?それを探すことが先決かもしれないですね。

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