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ムダを診断する4つの基準

日本の生産年齢人口は1995年をピークに減少していて、1995年には8,726万人だったものが今後、2029年に7,000万人、2040年に6,000万人、2056年に5,000万人を割り、2065年には4,529万人になると推測されています。
企業では、これまで通りの労働力を確保することが非常に難しくなると予想され、業務自体の見直しや自動化など、根本的な解決策が必要になってきています。
いわゆる生産性の向上ですね。
中でも一番分かりやすいのが、「ムダの排除」です。
いままでやっていた仕事を「やめる」のですから、業務量がゼロになり、効果は劇的です。
でも、「今までやってきたから。」とか「やめると何か不都合が生じるはずだ。」と、漫然と続けている業務があるのではないでしょうか。

そんなときは、「ムダを診断する基準」をもっておくことで、合理的かつ客観的な判断ができます。その基準は次の4つが考えられます。
1)お客様満足に影響しない。
2)従業員満足に影響しない。
3)リスクマネジメントに影響しない。
4)業績に影響しない。

この4つに照らして、どれにも影響しないのだとしたら、それはムダといえるかもしれません。一度、試しにやめてみて、まずかったら復活させるのも手ですね。

会議や打ち合わせを終えるとき、やることリストつまり「タスクリスト」が発生することが多いですが、この逆で、「やめることリスト」をみんなで作るのも面白いですよね。

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