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不安に対処するための5か条「APPLE」

不安障害に取り組むイギリスの支援団体であるAnxiety UKが提唱する不安への対処法として「APPLE」という5か条があるそうです。
短期的な不安のみならず、今のコロナ禍という長期的な不安に対しても役立つ部分がありすです。
APPLEとは、次の頭文字からなります。
Acknowledge(認める)、Pause(小休止)、Pull back(一歩下がる)、Let go(受け流す)、Explore(探索する)

Acknowledge(認める):不安を感じたら感じている自分に気づき、不安そのものを認める。
Pause(小休止): 反応する前に、気づきそのものを観察し、止まって深呼吸。
Pull back(一歩下がる):不安な感情を客観視する。また始まったと自分に言い聞かせる。答えは出ないことを思い出し、自分が考えていることイコール事実ではないこと、自分が考えていることに責任(ねばならない)を持つ必要もないことを思い出す。
Let go(受け流す):不安や感情はそのうち過ぎ去るものだから、流れて行くのを待つ。雲や泡になって流れ去っていくところを想像するのもいい。なるようになるさ、と受け流す。
Explore(探索):今に目を向ける。今まさにこの時、この瞬間、自分の呼吸、息をする自分の感覚を意識する。地に足がついている感覚を思い出し、たった今自分が見聞きしているもの、触っているもの、香りに意識を向ける。これはまさにマインドフルネスですね。

わたしたちは、身体や心に重大な影響を及ぼすかもしれない不安から、仕事の不安、日頃の心配ごとなど、いろいろな不安や心配を感じることがあると思います。そんなときにこれを思い出して頭を整理するだけでも、ちょっとラクになれそうな気がしますね。

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