Gurus Film Productionが提供する付加価値 【ヒアリング】
動画制作を検討中の担当者の皆さまは、出来上がってきた動画を見てどこかイメージと違うと感じたりした経験はないでしょうか?
この記事では、クライアントが求めている動画を制作するためにGurus Film Productionが行なっているヒアリングについて解説します。
この記事では、なぜ想像するインタビュー動画製作が行えないことがあるのかについての新しい視点を提供します。
1. ヒアリングの目的とは?
クライアントから撮影案件のお問い合わせをいただき、撮影に至るまでに大きく以下のような段階を用意しています。
ヒアリング
動画企画の提案
見積もり作成
納品スケジュールの作成
香盤表の作成
Gurus Film Productionの付加価値を最大化するためには、「2. 動画企画の提案」において、クライアントの課題を解決する担当者の想像を超えた提案を行う必要があります。
そのために最も重要視しているのがヒアリングです。
ヒアリングの目的は3つあります。
クライアントの課題を把握すること
クライアントの課題を詳細に調べ、真摯に聞いて、効果的な提案を行うことで信頼関係を築くこと
クライアントが想定する動画制作の想像を超える提案を行うこと
2. ヒアリング前の準備
効果的なヒアリングを行うためには、信頼関係を築く必要があります。
そのために必要なのは、実際に時間やお金などを使ってクライアントの情報を調べることだと考えています。
具体的には問い合わせがあったとき、最初のミーティングまでに以下のことをできるだけ多く行います。
ホームページを全てチェックする
代表者の名前で検索して、上から10個のサイトをチェックする
Facebook、Instagram、Note、LinkedIn、PRtimesなどで会社や代表の情報をチェックする
出版されている本があればチェックする
ビジネスモデルを理解するために手に入れられる財務諸表に目をとおす。
問い合わせ内容にある情報と、事前に調査をした情報を重ね合わせ見えてくるものを整理します。
3. ヒアリング内容
初回のミーティングに入る前に、今まで学んだことを一度全て忘れてしまいます。
まるで何も知らないかのように知っていることでも改めてヒアリングを行います。
クライアントや案件ごとにチューニングが必要ですが、具体的には以下のような内容をヒアリングします。
何を目的として設立された会社なのか?
その目的を達成するために、何に課題を持っているのか?
今までその課題を解決するためにどのような行動をとってきたのか?
その行動からどのようなフィードバックを得ているのか?
なぜ動画制作を行うことを検討しているのか?
どの媒体で掲載予定なのか?
映像尺の想定はどれぐらいか?
動画を見た後に視聴者にどのような感情を持ってほしいか?
動画を見た後に視聴者にどのような行動をとってほしいか?
それぞれの質問への答えと同じぐらいに、その答えをどのように伝えていただけるのかも重要視します。
ヒアリングの後に、次回のミーティングで提案を行います。
予算に応じたバリエーション、撮影の目的に応じたバリエーション、撮影スタイルに応じたバリエーションをつけて提案を行い、クライアントの心に響いた案を組み合わせて最終提案を行います。
このようなヒアリングなしで映像制作を行う場合、なぜその課題がクライアントの課題を解決するのか不明なまま制作に進んでいくことになります。編集時点での多くの修正が生まれ、結局出来上がったものはクライアントの課題に適切にアプローチできていない残念な映像になってしまいます。
多くの費用をかけて高価なカメラとレンズで綺麗な映像を生み出しても、なんの価値も生み出さない映像というものも存在してしまいます。Gurus Film Productionにて映像制作を担当する場合は、ぜひヒアリングから進めさせていただけるようお願いしています。