見出し画像

ここまでと、ここから。

こんばんは。しー(ツマ)です。

今日の夕方、融資の審査結果の連絡があり、感情のままにnoteを書いたのですが、少し時間が経って落ち着いてきたので、今のこの気持ちを文章にきちんと残しておこうと思い、PCに向かっています。

ちょっと長くなるかもしれないけど。

今日は、したためたい気持ちなので。

ここまでのこと。

まだ振り返るには全然早いかもしれないけど、でも、融資の結果をもらって一番最初に思ったのはここまでのこと。

昨年の初夏、私が体調的にも精神的にも崩れてしまい休職を経て退職することになり、それをきっかけに今後の人生を改めて考えたことが、自分たちの大きな転機でした。

それまでにも、ずっと昔からいつかふたりでカフェをやりたいと考えていて、実際カズさん(オット)は京都に越してきてから(もともと北海道に住んでました)経験を積むため京都のカフェで働いていて、私も少しずつ経営や開業のことなどいろいろと調べながら「いつかお店持ちたい」と話す日々を送る毎日。

だけど、昨年の初夏をきっかけに「自分たちはどういうふうに生きていきたいのか」を考えるようになったんです。

そして、結論。


「自分たちが心地よく心穏やかに過ごせて働ける場所をつくろう」


それがわたしたちの結論でした。


画像1

どうやったら「心地よく」「穏やか」に過ごせるのか。

どういうカタチがいいのか。

でも、もしそういう場所を作るのなら、自分たちだけじゃなく、自分たちに関わってくれる人みんなが「心地よく」「穏やか」な気持ちになってくれる場所がいい。

むしろ、その場所を、たくさんの人にとって「心地よく」「穏やかな」ひとときを過ごすきっかけになるような場所にしていきたい。


そうやって考えていく中で、やはりいきついたのが「カフェ」という形でした。

うん、やっぱりカフェがやりたい。


お店の場所は、ゆかりのある札幌がいいかな、馴染みのある京都がいいかなと考えたりもしていたのですが、わたしたちが一番大事にしたかった「心地よさ」「穏やかさ」を体現している琵琶湖が決め手となり、滋賀で開くことを決意。

広くて穏やかな、大好きな場所の近くで、自分たちが場所を作る。そう決めたのが昨年の秋頃のことです。


それからのこと。

それから、少しずつ具体的に開業の準備を始めていきました。


滋賀県信用保証協会さんが主催する全3回の創業セミナーに参加したり、日本政策金融公庫さんが主催するセミナーに参加して、たくさんの方に出会ったり、お話をきいたり。

本が読めるカフェに入り浸って、開業やカフェ運営に関する本を片っ端から読み漁ったり。

物件探しのため候補の場所をいろいろと歩いてみたり、内覧をしてみたり、資格を取ったり。

文字と数字に手こずりながら、家族や、よろず支援拠点の方の力を借りつつ事業計画書を完成させたり。

そうやってひとつずつひとつずつ少しずつ進んできて、今日。

よろづ支援拠点で相談に乗っていただいていた担当者の方から、直接、電話で結果を教えていただきました。


正直、結果は書面で来ると思っていたので、電話がかかってきたとき、1回目も2回目も怖くて取れなかったんです。(担当者の方ほんとごめんなさい…。。)

「今回は残念だったけど、次にする行動について一度面談しましょうか」って言われるんじゃないかって、本気で思いました。

カズさんとふたり「嫌だよー嫌だよー怖いよー逃げたいよー」と言い合って「いや、でもこれでだめになるわけじゃないし、だめでもまたここから頑張ればいいんだから!」と慰めあって(笑)

意を決して電話をかけ直して、聞いた結果が、とても嬉しい結果だったんです。


「さぁ、ここからですよ」


電話口でそう言われて、本当にそうだ、と、改めて思いました。


そうだ。ここからです。ここから、始まるんです。



ここからのこと。

融資の審査が通ったということは、面談や書類を通して、

「あなたたちなら出来ると信じますよ」

と、言われているということだと思います。資金だけではなく、信用をいただいたということだと。

融資はもちろん返済して減らしていくことが大事なのですが、融資を通していただいた信用は、どんどん積み重ねて大きくしていく必要があると思います。

そのために、自分たちができること。

画像2

わたしたちの理想をきちんと「カタチ」にして、ここまでに自分たちがいただいたたくさんの応援や力を、わたしたちがきちんと「カタチ」にして返すこと。

正直でいること。

飾らないこと。

驕らないこと。

そして「心地よく」「心穏やか」でいること。


きちんと胸に置いて、進んでいきます。


改めまして。


gururi、はじまります。


どうぞこれからもよろしくお願いいたします。



しー(ツマ)でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?