中学受験の都立中高一貫校への受かり方！の話
都立中高一貫校が開校し始めた20年前頃、一ミリも中学受験の勉強をしていないのに、受かればラッキーと思って都立中高一貫校中学を受検する受験生ってのが本当にメチャクチャ沢山いた。
まぁ、受かるわけがないのだけれど、訳が分かっていない親が受けさせるって状況がしばらく続きました。
現在、そんな無謀なことする親御様は少なくなっていますが、それでも塾にダマされている御家庭は多数です。
1.都立小石川中等教育を例に塾別合格者を見てみよう！
ena：80人
SAPIX：51人
早稲田進学会：36人
早稲田アカデミー：36人
四谷大塚：24人
栄光ゼミナール：17人
日能研：13人
啓明館：7人
スクールＦＣ：3人
グノーブル：2人
臨海セミナー：2人
TOMAS：2人
早友学院：2人
エデュコ：1人
進学塾Musashi：1人
エルカミノ：1人
ジーニアス：3人
おぎしん：2人
市進学院：1人
希学園：1人
啓進塾：1人
Ｚ会進学教室：4人
日本教育学院：1人
ということらしいです。
ChatGPT４からの情報ですが、概ね正しいです。
ところで、
2024年の都立小石川中等教育のが合格者は約男子80名、女子80名の合計160人です。
個別指導塾はどこかの塾とかぶってると考えられるので、除外して考えても、
合格者合計は２３６人です。
基本的にどれくらい合格を辞退しているかは不明ですが、最高峰の都立としてはここまで誤差出ません。
大声では言えませんが、受講時間10時間で合格実績に入れている塾があるからです。
２．都立中高一貫校だけの受験は正気じゃない
1校しか受けない中学受験は、私の考えからしたらありえない。
前受け校なしとか、正気の沙汰ではない。
塾で、『公立中高一貫校に強いです！』とかはまず、ウソです。
公立中高一貫校コースだけで、都立中高一貫校に合格した生徒を見たことがない。
お金安いからって理由で、塾代ケチって都立中高一貫校の受験は、安物買いの銭失いの典型でしょう。
中学受験をやる意義は、10~12歳に何かを真剣にやらせることです。
1校しか受けずに落ちたら、どうするの？
学区の公立中学に通うにしろ、どこかに合格したけど、公立中学進学と、全落ちしたから公立中学って全く意味合い異なりますからね。
本人がどう言おうが、どんな表情しようが、信じられない傷を負います。一生消えません。
だから、ある程度、中学受験を知っている人間は通う通わないは別にして、中学受験生に絶対に『全落ち』を避けさせるんです。
３．都立中高一貫校の受かり方！
中学受験を考えてる親御様は絶対に買って読んでください！
中高一貫校の受かり方は、
通常の中学受験生と同じように4年生の最初から中学受験塾に通うことです。
そして、それなりの成績が出ていたら都立中高一貫校の対策をするのです。
『二月の勝者』に登場する「島津順」くんみたいな子が都立中高一貫校に合格するんです。
開成目指してそれなりに成績出てます。
麻布目指してそれなりに成績出てます。
桜蔭目指してそれなりに成績出ています。
2月3日の都立中高一貫校も魅力的に感じてます！だから、過去問対策します！
こういう子が都立中高一貫に受かる生徒です。
４．まとめ
公立中高一貫校の勉強だけして、他の私立受験は無理です。落ちます。
一般的な中学受験塾（私立・国立向け）の塾でしっかり勉強して、それなりの成績取っていれば、10月から対策しても全く問題ありません。
５．おまけ
中学入試によく出る社会・終戦までの流れ
1933年国際連盟脱退（松岡洋右）
1936年二・二六事件
1937年盧溝橋事件からの日中戦争
1940年日独伊三国同盟
1941年12月8日真珠湾攻撃（イギリス領マレー半島も）
1942年ミッドウェー海戦（ボロ負け）
1944年6月から学童疎開開始
1945年3月10日東京大空襲（1日で10万人死ぬ）
1945年4月～6月沖縄戦（ひめゆり部隊）
1945年8月6日広島に原爆（ウラン型）
1945年8月9日長崎に原爆（プルトニウム型）
1945年8月15日ポツダム宣言受諾→終戦 覚えましょう。
※後期に向けて若干名の生徒を募集しています。
※個別コンサル（スポット授業）も積極的に受け入れています。
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