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はじめてのゾロアークドラフト

こちらでははじめまして、ぐるまんと申します。

普段はスタンダードレギュレーションを中心にポケモンカードを楽しく遊んでいます。

この度、都内某所で行われた「ゾロアークドラフト」のお試し会に参加してきましたので、その感想を述べていきます。

主催のやさいさんがイベントをローンチされたいそうなので、いつかきっと行われることでしょう…。

ところでローンチってなんですか?

「新規立ち上げ」って事ですね…。よくわかりました。



◆そもそも「ゾロアークドラフト」とは

「ゾロアークドラフト」は凱(よし)さんが考案されたポケモンカードの遊び方で、まずは下記のnoteをご覧になる事をお勧めします。

簡単に説明すると、

①参加者全員にゾロアークGX等のカードが支給される

②①のカードとは別で360枚のカードプールがあり、そのカードをみんなで順番に見て、欲しいカードをもらっていって、①のカードと合わせてデッキを組む

③「とりひき」や「ワンダータッチ」を宣言してうふふ…となる(?)

というものです。

「ドラフト」という遊び方自体はMTGで盛んに行われているそうで、ポケモンカードしか遊んだ事のない私にとっては何の事だかさっぱり…という状況でした。


◆よくわからないけどやってみよう!!

私のように「『ドラフト』ってなあに?」という皆様のために、ものすごく気楽に解説していきます。上から順番にご覧いただければきっとわかっていただけるはずです。


◆「ゾロアークドラフト」のやり方

☆必要な物:人数分の基本セット(ゾロアークGXたち)、カードプール(360枚)、基本エネルギー(各色、割とたくさん)、デッキシールド(あれば便利です)

①参加者全員に基本セットを配ります(基本セットの内訳は凱さんの記事をご覧ください)。カードがそれぞれ揃っているか確認します。

②あらかじめ用意しておいたカードプールの360枚(ポケモン、トレーナーズ、特殊エネルギー)をよく混ぜて、束を作っていきます。参加者を6名とすると、束の数は6で割れる数にしておくとやりやすいです(ひと束12枚にすると30束、ひと束15枚にすると24束できます)。

③ひとりひと束ずつもらって、一斉に束のカードを見ます。とてもドキドキする瞬間です。

④束のカードの中で、一番欲しいカードを1枚もらいます。その後、隣の人に束を渡して、自分も反対の隣の人から束をもらいます(時計回り・反時計回りのどちらにするかは先に決めておきましょう)。

⑤④を繰り返して、束のカードがなくなるまでぐるぐると束をもらったり渡したりを続けます。

束がなくなったら新しい束をもらい、④と⑤を繰り返します(新しい束をもらったら束の回す向きを反対にすると不公平感がなくなるという案もあります。どうしても欲しがるカードの「クセ」が出てくるので…)。

⑦④から⑥の工程を繰り返し、作った束が全てなくなったら、もらったカードが手元に60枚あるか数えます。

~ちなみにここまでで40分かかりました~

⑧①でもらった基本セットのカードと、束からもらった60枚のカードと、それらとは別に用意してある「基本エネルギー」でデッキを組みます。デッキ構築の時間は、慣れている人が多ければ30分くらいでしょうか。制限時間だけ長めに決めておいて、全員組み終わったら対戦に移行してもよさそうです。

デッキ構築に使わなかったカードは「サイドデッキ」として持っておいて、対戦が終わった後にそこからデッキの組み替えも可能です。


◆とりひきの前のかけひき

「ゾロアークドラフト」のやり方はご理解いただけましたでしょうか。このドラフトの面白さは「どのカードをもらっていくか」にあると思います。

束の中に欲しいカードが3枚あったとしても、その時もらえるのは1枚だけです。先にもらわないと他の人に取られてしまう可能性もあります。束が分厚いうちはだいたい苦渋の選択です。

「それらしくデッキを組まないといけないから冒険せずに安定を求めよう」ですとか、「あの人はこのカードが好きそうだから妨害のために取っちゃおうか!」ですとか、そういった事を瞬間的に考えてカードを選んでいかねばなりません。この工程がすごく難しいのですがすごく面白かったです

今回ははじめてのドラフトだったので自分の事でいっぱいいっぱいでしたが、誰がどのカードを取っていったかを推測する事もできるようです。それができたらすごい!


◆遊んでみてどうだったか

今回は3回対戦して1勝2敗でした。

実際に組んだデッキはこちらです。

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※ダブルドラゴンエネルギーの左隣の光っているカードは「ユニットエネルギー闘悪フェアリー」2枚です

懐かしのガマゲロゲEXとオンバーンGXで、相手にグッズを使わせないデッキにしてみました。打点が足りないので、ジュゴンの「デュアルブリザード」やオンバーンGXの「ばくおんぱGX」でHPの低いポケモンを同時にきぜつさせるというサブプランも設けました。

良かった点:先行2ターン目からオンバーンGXやガマゲロゲEXで攻撃できた

悪かった点:打点が伸びないので、妨害するカードをもっともらっておいて入れるべきだった(リセットスタンプ、無人発電所、N等)

思ったより回って良かったです!(サイドデッキの写真も撮っておけば良かったですね…。マッシブーンGXとかカプ・テテフGXとか色々もらいました)


◆おわりに

この度、未知の遊びである「ドラフト」をポケモンカードで体験する事ができました。対戦後にみんなでデッキを並べて品評会を行うのも楽しかったです。面白い遊び方ですが、必要なカードを集めるのがとても大変なので主催のやさいさんに心より御礼申し上げます。参加された皆様もお疲れ様でした。

また、最後まで当記事をご覧いただきました皆様にも感謝申し上げます。

ありがとうございました!









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