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ぐるグル国分寺でどんなことやっていくの?

ぐるグル国分寺がはじまりました!
どんなメンバーがやってるの?というところは前回の記事をご覧ください。

今回は、ぐるグル国分寺でどんなことをやっていくのか、引き続き4人のトークをお届けします。

まずは市という単位から考えていこう!

ひろ:ぐるグル国分寺で、こういうことやれたらいいよね?というのってありますか?

かげ:そうは言いつつ、ふたを開けて国分寺だけ投票率が高かったみたいなところができればいいなとは思うから、どのあたりに照準を合わせるのかというのは気になってるね。市長選挙なのか、衆議院選挙なのか。わかりやすく言うと、みんな興味を持つのは市政なのか?国政なのか?というのもある。市政の方が関わったら変わるという体験もしやすいけど、議論の巻き起こる度合いで言うと国政の方がとっつきやすいというのもあるから、どうなのかなと。

なえ:そこは「ぐるグル国分寺」だから、市長選挙だと思っていました。まだピンと来ていないからこそ学んで自分たちのまちが変わったらおもしろいと思います。

ひろ:最初から日本というところを鳥の目的に見るのか、国分寺というところから市政、国政と範囲を広げて見ていくのかというところならば、まずは国分寺市民として政治を見るというところかなと思っている。最初にあるのが市政で、この先進んでいくと「これって国政で決まっていくんだ」と数珠つなぎでたどっていくということなのかな。
メディアの影響もあるから今みんなが興味を持っているのは国政かもしれないけど、それに合わせていくというよりは、自分たちがメディアであるということを活かしつつ、国分寺から見た政治というのを発信していけるといいのかなと思ってます。

なえ:国分寺から見ていけばすべては国政につながっていくのかもしれないけど、一足飛びに国政を理解するのは難しいという気持ちがありますね。

市長選挙って?市長の役割って?

すわこ:そもそも市長選挙って何なんだろう?とかも考えたいですよね。市長の役割とは?とか、市長が変わることの影響力とか。

なえ:まさに私のような人に向けてですね。(笑) 市長が何をしているのかわかってないから、市長が変わって市の何が変わるのかピンと来ていない。

ひろ:そこは魅力を伝えさせてくださいね。やっぱり会社とかでも社長は大事ですし。市長は大きいですよ!

かげ:やっぱりそういう意味では、国政とか都政とかじゃないというのは示せるといいよね。自分たちの暮らしに関わってくるということで言うと、境界ははっきりしていないけど、僕らのアプローチとして、まずは市という単位から考えていこうと思っていますという風に言いきっちゃう。

なえ:階段を上るように。最初は身近なところから、ゆくゆくは全体像とか政治の仕組みを知れたらいいなとは思っているけど、それがこの活動の軸になるかはわからないですし。

かげ:もしこの活動の途中に衆院選があっても、無視するわけではないけどそこに焦点を当てるわけではないという感じかな?

ひろ:実験場として投票方法とかいろいろやってみるのはありかなとは思うけど、自分たちが一緒に作っていくみたいなところで言うと、まだ遠いかなという感じがする。そこに全力投球という感じではないかなと思います。

すわこ:コロナ禍で注目を集めた若手市長とかいっぱいいますし、そのあたりの話もしたいですよね。

ひろ:他の市の事例とか、可能だったら話を聞きに行くとか。他の市の事例とかも見れたらおもしろいですね。

なえ:若手市長で言うと千葉市長も気になりますね。

80%は実現できる?

かげ:ぶっちゃけ、来年の7月の市長選挙って80%って実現できると思う?

ひろ:直近の選挙は59.5%。市長選挙だと55.25%。その前は48.07%だそうです。

※「国分寺市政選挙投票率の推移」, 2019年12月25日, 国分寺市HP
http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/smp/shisei/gyousei/senkyo/1009648/1009683/1009689.html

なえ:80%は無理でも、60%くらいはいける気がしちゃいますね。自分たちがやることによってというよりは、それくらいなら上がる余地はある気がします。

ひろ:上がり幅が大きいとしたら20代ですよね。前回が30.45%

かげ:取り急ぎ、年代と投票所ごとのクロス集計ができないかなと思っていて。国分寺市内で一番投票率が高いのはどこどこ投票所の何十代で、一番低いのはどこどこ投票所の何十代みたいな。それが見えると、どこを盛り上げていったらいいのかというのがわかるかなと。

なえ:田畑があったり、国道があったり、住宅地、駅前。国分寺は地域によって住んでいる層がはっきりしていますよね。

ひろ:インタビューとかしたらおもしろいかも。あなたの地域が一番投票率が高かったんですけど、そういう風土はありますか?※そういう風に感じたことはありますか?のほうがトゲがないかも?とか。
その集計、僕やってみます!

かげ:データとしてとれるかはわからないから、元データについての情報公開請求をするみたいなことになるのかも。

なえ:表に出てない情報なので市役所に見せてくださいと伝えるやり取りが発生しますね。

ひろ:なんかめっちゃワクワクしてきた!

かげ:国分寺がいい例外になっていこうよと話してるみたいに、泉町だけが高いみたいな例外もありだよね。低いところを上げるのもあるけど、高いところを上げていくという戦略もあるかも。

ひろ:国分寺のこの地域では投票率80%なんです!みたいな。
そういう分析記事とかも、皆さんがやりたいと思ったタイミングで上げていけるといいのかなと思います。

来年だけじゃなくて、その先も・・・

かげ:投票率80%というのが絵空事ではない現実的なラインという意味では、来年の市長選挙で80%は難しいと思ってるけど、5年後の80%というのだったらありえなくないと思ってる。そこを見据えてますということは言ってもいいかな。
5年後だったら立候補する人も、既存の枠の中で出てくる人だけじゃない人が手を挙げる可能性があると思うし、今中学生くらいの子たちに働きかけていって、5年後に彼ら彼女らが一番投票率の低いと言われる年代になった時に、自然と投票に行ってくれるというやり方もあるかなと。そういった5年後を見据えてるという話も、どこかでできたらいいなとは思ってる。

なえ:ぐるグル国分寺自体が、やりたいからやる、結果出なかったらやめる、みたいな軽い話ではなくて、長期的な目線で国分寺を育てているとも示したいですね。

かげ:この中の全員が立候補してるとかね。30人くらい立候補者がいるとか。

ひろ:公開討論会を開いたら、みんな市長候補みたいな(笑)それぐらいがおもしろいですよね。
あと、投票所でソーセージを売るとかもやりたいし、気軽に政治の話ができる場としてのぐるグルも国分寺をテーマにやれたらなと思っています。毎月定期的にやれたら、と構想はしているんです。

模擬市長選挙もやってみたい!

なえ:あと今席を外されていますが、すわこさんが模擬市長選挙やりたいって言っていますよね。

かげ:模擬市長選挙はすごくいいよね。ドイツでミニミュンヘンという取り組みが2年に1度あって、小学校高学年~中学校の子どもたちだけで、2週間小さなミュンヘンの街をつくるというのを体育館とかでやってる。そこでお店を出す人がいて、それも枠がなくてやりたいことを街の中でどんどんやってくださいとなってて、何日起きかに市長選挙もある。ちゃんと立候補して、演説して、中には買収行為と思われることをして怒られる子どもがいたりして、そういうことも現実社会そのままに。で、選挙をして市長が選ばれる。市内の動きをよくするために市営でバスを走らせますとか、主張して。子ども達でもそういうことできるんだなと。
大人がそういうことをやれたらすごくいいなと思う。

なえ:日本でも愛知県でやってるみたいですね

かげ:ミニ○○というのは小さい規模で、あちこちでやってはいるみたい。

ひろ:それを大人でもやれるというのはいいなと思っていて。自分はまだ市長選挙には立候補できないし、すわこさんも家庭の状況とかで立候補できないと言ってたけど、その場では立候補できるとかっていうのはおもしろいなと。

国分寺の話もしたい!身の回りの理想も考えたい!

かげ:あと、選挙に向けて、というのもあるし、政治的な対話をつくるというところで、国分寺の話をしていくというのもできたらいいなとも思っている。国分寺の市の予算規模とか、議会で話題に上がっていることとか。そういうのを肴のネタ的に、少しフォーカスして話すという会とかも。国分寺に住んでない人は参加しづらいかもしれないけど、それでいいんじゃないかなと。

なえ:それこそ人が集まらなくてもやり続けるというのも大事ですよね。

かげ:市政をおもしろくやるというところでは、最後は政策というところにもなると思っていて、政策コンペみたいなのをもっと気軽な感じで、この街こうなったらいいのにというのを出し合う場みたいなのがあるといいなと思っている。難しいこと考えずに、自分の身の回りのことでこうだったらいいのになということを挙げてみてもらえませんか?みたいな。
僕で言うと、お店の近くの樹林地にベンチが置けて、少し佇めるみたいなことができないかなーとか思ったりしてる。駅まわりを自動車進入禁止にしたいとか。
いろんな利害関係を考えないといけないんだけど、そういうことを無責任でいいから出し合えるような場があるといいなと。

なえ:いろいろ考えると難しいのはわかっているけど、理想を語るのは自由ですしね。そういう純粋な気持ちから変化は生まれると思います。

ひろ:大きな中央図書館があったらいいよね、とか。

かげ:あ、それは国分寺はそれを選ばなかったという歴史があるみたいだよ。どこが中央でどこがサテライトというのが嫌だと、話し合って決めたんだよね。その話もおもしろいなと。

なえ:でも西元町周辺に図書館がないのは、マジで困ってますけどね。

かげ:そういうのを無責任に出せて、いいねとかが押せて、コメントもできて、みんなの意見を出せるみたいな場があるといいな。

ひろ:政策コンペやりたいですね。
そんな感じで、具体的にやりたいことも、誰か一人がやりたいとなったらそれでいいと思うので、やりたいと思ったら投げかけてもらって、みんなで進めていけたらいいなと思ってます。

市民による討論会もおもしろそう!

すわこ:あとは、市長候補を応援している人同士の討論会とかやりたいですね。

なえ:そこまで踏み込むと荒れそうですけどね、冷静に話し合いができると思えないですが……。

かげ:むしろ、そこで喧嘩になるということも僕らは楽しむ、という感じでいきたい。

ひろ:あの人が応援してるなら、もしかしたらこの人いい人なのかもとかもあるし。

すわこ:アメリカの大統領選では、学校内で先生方が論争すると噂で聞いたことがあり、それが子どもたちの学びになると。そういうのを、やっちゃいたい感ありますね。

かげ:公務員が政治の議論できないという縛りは変えないと、結構根が深い気がする。それが本当にできないのかということも研究してみたいよね。縛っているものは何のなのか。法律なのか、慣習的なものなのか。

すわこ:別の地域ですが、市長候補へのインタビューをして、まとめたものを配布しようとしたら、圧力をかけられたという話をまさに昨日聞きました。

かげ:圧力って何なのかというのをテーマにしてもおもしろいかもね。

ひろ:そうですね。というわけで、今日はこんなところで。
やれるところから少しずつでも進めていこうと思います。
どうぞよろしくお願いします!

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