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大阪レトロな建物めぐり【北浜②】~ 北浜「難波橋のライオン像」,「大阪市中央公会堂」,「大阪取引所(旧・大阪証券取引所)」,「北浜レトロ」,「北浜長屋」,「花外楼 北浜本店」。   

🏦 大阪レトロな建物めぐりシリーズ②です。

続けて、大阪 北浜周辺をウロウロウロと歩きました。


・北浜「大阪取引所(旧・大阪証券取引所)」(昭和10年竣工)

「大阪取引所」は 江戸時代に作られた日本の証券取引の元祖とされる「淀屋米市」を前身に建築されました。

 美しいステンドグラスのアトリウムと 5階に設置されたギャラリーを自由に見学することができるそうです。 

正面に立つ 創設の発起人となった 五代 友厚氏の銅像です。
(平成16年に建立)


・北浜レトロビルヂング(明治45年竣工)
<国の登録有形文化財>

土佐堀通りに面して建つ 明治時代に株仲買商の商館として建設された レンガ造りの事務所ビル。

現在は 純英国スタイルのアフタヌーンティーが楽しめる紅茶専門店「北浜レトロ」として人気があります。



・北浜「北浜長屋 」(大正元年竣工)
<国の登録有形文化財>

市電敷設による土佐堀通の拡幅に伴って建てられた 和洋折衷の二軒長屋。
平成28年に耐震補強を含めたリノベーションによって 人気のカレー店とカフェ店舗へと再生されました。

こちらは 土佐堀通側(道路側)から見た建物の様子。
「北浜レトロ」(中央のビルを挟んで左側)と「北浜長屋」(右側) です。

さらに裏側に回って 中之島から見た「北浜長屋」(中央のビルを挟んで左側)と「北浜レトロ」(右側) です。
(手前は水面を走る 水上観光バス『アクアライナー』なり。) 


その土佐堀通に沿った 5軒東隣に 北浜の老舗料亭『花外楼 (かがいろう)』があります。

北浜の老舗料亭『花外楼かがいろう』と言えば 「一見いちげんさん お断り」の高級料亭です。

(もともと常連だけがお客さんだったので 店外に看板やメニュー表は見当たりません…。)

1875年(明治8年) 明治政府の要人である 大久保利通、木戸孝允、板垣退助、伊藤博文らが大阪 北浜にある料理旅館で会談を行った「大阪会議」。
その会議の場所が 現在の料亭「花外楼 北浜本店」でした。

(隣ビルにある 『大阪会議開催の地』レリーフ)

お店の常連様からの紹介がない お客さま、つまり 初めての人「一見いちげんさん」は この格式を重視する料亭を利用することは出来ません。
常連さんの口利きがあって 初めて座敷にあがることが可能になるのです。

そして、お店とお客さまは 長きにわたる信頼関係を結んでいるため 食事後に支払いをしません。
つけ払い(=顔パスによる 後払い)による会食になります。

昔の「花外楼」は そのような ちょっと敷居が高い料亭でした。

しかし なんと現在、「一見さん お断り」だった高級料亭『花外楼』は 一般のお客さんでも利用できるシステムに変わっています。

ちょっと ビックリという感じです!!!!!


・北浜「難波橋 (ライオン橋) と ライオン像 」(大正4年竣工)
<有形文化財 (美術工芸品)>
難波橋は土佐堀川・中之島公園・堂島川をまたがる堺筋に架けられている 全長約190 mの橋です。

「難波橋」の橋詰 4ヶ所に 阿(あ)と 吽(うん) それぞれ 2体の石造のライオン像が配置されていることから「ライオン橋」の愛称でも親しまれています。

難波橋の向こうに「大阪市中央公会堂」が見えています。 

「ライオン像」の背中を見ながら橋を渡ります。

橋の下を大阪水上バス『アクアライナー』が周遊していました。

堂島川と土佐堀川に挟まれた中洲「中之島公園」。


・「大阪市中央公会堂」(大正7年竣工)
<国の重要文化財>

(この画像は「大阪市中央公会堂」HPのものです。) 

赤レンガが映えるモダンな外観が印象的な近代建築で 中之島のシンボル的な存在の「大阪市中央公会堂」までやって来ました。

現在も使用されている現役の公会堂で 館内には数多くのホール、会議室、集会室があります。

そして…

この後 更に、周辺のレトロな建築物を探して散策しました。

#私の学び直し  

#大阪レトロな建物めぐり

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