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退職エントリ

昨日を最終出社日とし、新卒から約 3 年働いた会社 (以降 B 社) を退職しました
1 月からはクラウドエース株式会社へ就職します
いまの心境や転職に至った経緯など、自分の備忘録も兼ねてここへ残します

思えば、B 社に就職しなければ地元岐阜からなんの縁もゆかりもない福岡へくることもありませんでした
「初めての会社」かつ「初めての福岡」を作ってくれた B 社にはとても感謝しています
そんな会社を約 3 年という短い期間で退職するのは心苦しいですが、自分のさらなる成長のためこの決断をしました

"B 社の皆様、ご指導いただきありがとうございました"


働いていた会社

具体的な会社名こそ出しませんが B 社を簡単にご紹介します
福岡本社で社員のほとんどが福岡または九州出身者で、地元に根づいた SIer といった感じの会社です
岐阜県出身の社員などもちろん他にはおらず、そこが私の主要な属性のひとつでした
事業内容としては部署にもよりますが全体的には、開発をゴリゴリやっていくというよりもパッケージの導入やその運用保守、構築の支援などを生業としています
データセンターを自社で運用しており、そこが個人的には今後どうなるか気になる点でもあります


業務内容

昨年と今年で大きく違うことをしていました

昨年は丸々 1 年関連会社へと出向しており、上期は Java (Spring) で官公庁向け業務アプリを開発していました
下期は GCP 上で動かす PoC 用の Python 製 IoT アプリを開発していたアプリ屋さんです

今年に入ったタイミングで所属部署が変わり、うって変わって自社に戻ってAnsible/Serverspec なんかを駆使して物理サーバを何台もキッティングするインフラ屋さんとなりました


AWS SAA の取得

今年 2 月頃、AWS Certified Solutions Architect Associate (AWS SAA) の試験バージョンが上がるというのを知りそれをきっかけに 3 月に AWS SAA の資格を取得しました
実は昨年、出向先で所属していた部署では AWS の知見が豊富な方がたくさん在籍しており自分自身は AWS を使った開発にはアサインされていませんが社内勉強会などで多少、AWS を学び興味を抱いていました
そういった背景と社内ではまだ AWS の資格保持者がいないということもあり、

「ここはいっそ AWS SAA とったろ」

と思い猛勉強の末、無事試験に合格しました


一冊の本との出会い

ついに来ました、ここが一番書きたかったところ

6 月、「...なんかおれ、AWS SAA とった割に全然仕事に活かせてなくね??」
近くで上司が電話越しに「いやー、AWS はわからんからな〜」とぼやいているのに自分には何も聞いてくれない

「...そうか、資格はもっていてもこんな 3 年目の実力じゃ信用されていないのか」

そう勝手に解釈し、

「ここはいっそ GCP の資格もとってクラウドに対する理解を見せつけたろ」

と一念発起

そこで、 GCP の勉強するなら定番の "GCPの教科書" という本に出会いました
この本、GCP へのエントリには最適で主要なサービスについてその特徴などがたくさん書かれています
ただ私がいいなと思ったのはそこよりも本全体を通して感じられた、著者の会社です
本を読み終えた後、著者とその会社について調べ、「こんな楽しそうな会社があるのか」と思いました
そう、それが私が 1 月から働く クラウドエース株式会社 なんです!! (ステマではない)
普段、本を読んでも著者について調べるなんて滅多にしませんが、なんかここは気になっちゃったんですよね


転職活動開始

世の中には素敵な会社があるんだなと知り、世間から見た自分の実力を確認するためにも転職活動を 7 月頃に始めました
まず Wantedly に登録し、「"クラウド" "アプリ開発" "福岡"」といったキーワードで気になる会社を眺めていました
すると Wantedly に登録した約 1 週間後、クラウドエースからスカウトが来ました
「あ!! あの会社じゃん!!」と歓喜し、すぐにカジュアル面談の日程を調整しました
そこで聞いた会社のアレコレからも改めて楽しそうだなと思い、選考のステップへと駒を進めました
1 次面接も通過し、最終面接に間に合うように GCP の資格 (Google Certified Professional - Cloud Architect) を取得しました
満を持して受けた最終面接、全く手応えがなくかなり落ち込みましたが結果は無事合格
嬉しくて泣きそうでした (泣いたとは言ってない)


結局のところ

仕事になにを求めるかは人それぞれだと思いますが、私は一番に "楽しさ" を求めたい
自社でのサーバのキッティングももちろん、客先に送り出したときの達成感などはありますが楽しいかというとそうでもない

「こんなんクラウドならすぐにできるのにな」

そんなことを内心で思いながらこの先もずっとやっていくのはキチィなと思ってしまいました

「クラウドって楽しいですよね」

Wantedly のプロフィールページにも書いていたこの一言
ほんとにそうで、クラウドって使っていて本当に楽しいんですよね
なにが?? と言われるとうまくは説明できないんですが、自分でも使ってみなよ としか言えない

とにかくこれからはクラウドに生きていきます
私をご存知の方、応援よろしくお願いします

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