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森保JAPANの挑戦。

ちょっとした振り返り。

南アフリカワールドカップ〜


南アフリカワールドカップで、初めて自国開催以外で決勝トーナメントに進出し、ベスト16。そこから数多くの日本人選手が海外移籍をし成長しました。ザッケローニ監督の元、2011年のアジアカップで優勝、そこからACミラン、インテル、マンチェスターユナイテッドに移籍した本田、長友、香川を中心としたパスサッカーでアジアで圧倒的な成績を残し、期間中はイタリア、オランダに善戦、フランス、ベルギーに勝利を挙げるなど世界を驚かせ、期待された中のブラジルワールドカップでの惨敗。
理想を追い求めた中での世界とのギャップを痛感した。

ブラジルワールドカップ後〜

アギーレ監督の元で発足した日本代表。2015年のアジアカップではベスト8で敗退。アジアのレベルの上昇を痛感した。
その他諸事情でアギーレ監督は解任。後任のハリルホジッチ監督でロシアワールドカップを目指す戦いが始まる。初めの方は躓いたが、尻上がりで状態を上げロシアワールドカップに出場。しかし大会直前に選手との関係性の問題でハリルホジッチ監督は解任。後任に西野監督を置くことに。
ロシアワールドカップでは1勝2分で決勝トーナメントに進出、ベルギー相手に“2−0”から逆転負けで、またもベスト16。ベルギー相手にリード出来たことで世界との距離が縮まっている様に感じる部分もあり、個人的には開始早々退場者を出したコロンビア相手への1勝に終わったことや、ロシアワールドカップでリオ五輪代表からの底上げがなかった部分が本当にこの4年で成長したのかとも感じてしまう部分もある。

ロシアワールドカップ後〜


東京五輪世代日本代表監督との兼任として森保監督が就任。ベテラン枠になった吉田、長友に加え、南野、中島、遠藤などのリオ五輪世代や、堂安、久保、三笘などの東京五輪世代(年齢的に久保はパリ五輪世代)の躍進で若返りが起きた日本代表。多くの選手が若い頃から海外のクラブに移籍するメンバーが増えた。しかし、そこで迎えた新型コロナウイルス。出国制限で強国と戦う機会が制限されたり、アジアのレベルの上昇もあり予選から大苦戦も辛うじてカタールワールドカップに出場する。

カタールワールドカップ

グループステージは優勝経験のあるドイツ、スペイン、ベスト8経験のあるコスタリカと同組になり、“日本目線で言えば死の組”に入ってしまう。
しかし、コスタリカには敗れたものの、ボールポゼッションが圧倒的に低いながら守って堅守速攻でドイツ、スペインに逆転勝利と金星を上げ、予選1位突破。
ベスト16では前回大会準優勝のクロアチア。前半に先制するも後半に同点に追いつかれ、その後も死闘を繰り広げるもPK戦で力尽きる。“新しい景色を”見るのは4年後に持ち越しとなった。

個人的カタールワールドカップの感想

まず前提として、良くやったと思うし賞賛する。
戦い方次第では世界と対等に戦えた。
決勝トーナメントでは惜しくも敗れたがクロアチアに120分殴り合えた。

ただ、あえて懸念であったり改善点などの文句を挙げるとすれば、世界との差は大きいとも感じる。この戦い方は選手にとって本当に大変であったと思うし、良さが消えてしまう選手も多かっただろう。もしかするとどこかで相手の油断などもあったと思う。今のままでは、日本は真の強国にはなれない、世界の強国と対等に戦うことができない。ベスト8は目指せれるかもしれないが、その先の優勝のイメージが湧かなかった。
ここの、“日本がボールを持って世界と戦う”、この部分がこれからの課題だし、そのためには個のレベルアップ、わかりやすく言えば多くの選手がビッグクラブで活躍することかもしれない。

総括

大会前キャプテン吉田はこう言っていた。「グッドルーザーよりウィナーになりたい」と。惜しくも今大会も“グッドルーザー”で幕を閉じることとなった。
ただ1つ言えるのは日本は「強国相手にどんな形でもいいから金星を挙げる」というところから、「強国相手に普通に勝つ」という新たなフェーズに来た、というところだろう。。。
そこに移行できたことは、今大会の収穫でもあり、次回大会への大きな課題と感じ、日本サッカーがさらに発展するターニングポイントとなるだろう。。。

ps
一旦寝て、冷静になって校閲してると、選手を呼び捨てに、、、、
まぁいいか。


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